近年は、妊婦健診のたびに超音波検査をする病院も少なくありません。


ですが、早期から超音波検査をすることで、
胎児の障害をいち早く知ることもあります。

 

そこで今回は、胎児に障害があるかどうかがわかる時期や、
エコーでの特徴や兆候について、まとめておきたいと思います。

 

超音波検査でわかる胎児の障害

 
妊婦健診で超音波検査を行うとき、お医者さまは胎児の
身体や臓器の形をチェックし、病気がないかどうかを診断します。


スポンサードリンク




ですが、形成異常があるからといって病気とは限りませんし、
逆に形成異常がなくても障害が見つかることもあり、
正確な診断ができるとは限りません。

 

ダウン症のように、首や鼻、心臓、指などに特徴が表れるものは、
超音波検査で見つかることもあります。


とはいえ、それが事実かどうかを調べるには、
確定診断を受けなければなりません。
 

胎児スクリーニング検査について

 
近年は、胎児スクリーニング検査を行う病院が増えています。


胎児スクリーニング検査を妊娠11~13週に行うときは、
「胎児の首の後ろの皮下の黒く抜けた部分の大きさ」
「胎児の心拍数」「鼻骨の有無」「静脈管の血流派形」
「三尖弁逆流」のマーカーをチェックし、障害のリスクを計算します。

 

ダウン症や18トリソミー、13トリソミーのほか、染色体異常が
起きている確率が高いかどうかを知ることができます。

保険適用外の検査なので、費用が20000~50000円ほどかかります。
胎児スクリーニング検査を妊娠20~30週に行うときは、超音波(エコー)を用います。


参照:胎児の障害を防ぐ葉酸サプリランキングこちらクリック


最近は、3Dや4Dのエコー検査を行う病院も増えているようです。


その際に確認するのは、「胎児の形状と大きさ及びその異常」
「胎児の骨格や血管、脳、内臓の発育及びその異常」
「遺伝子変異や染色体異常による先天異常」などです。

 

ですが、胎児の向きやお母さんの体型によって、見える部分には
限りがあるので、胎児の障害のすべてを見つけられるわけではありません。


これも保険適用外の検査なので、費用が20000~50000円ほどかかります。
 

胎児の障害はいつごろわかるのか

 
超音波検査で異常が見つかるのは、経膣から経腹での
検査に切り替わる、妊娠12~15週であることが多いようです。


スポンサードリンク





親族に遺伝子や先天性異常のひとがいたり、高齢出産だった場合、
障害のある子どもを諦めるという選択もあるので、
心配なら早めに検査を受けておく方がよいでしょう。

 

日本には母体保護法があり、妊娠22週未満でなければ、
中絶手術を受けることができません。

 


妊娠週数が進んでからの中絶手術は、母体の心身に大きな負担を
かけますので、妊娠12週までに行われるのが望ましいとされています。

 

胎児がダウン症の場合のエコーの特徴と兆候

 
両親のいずれかが遺伝子病の保因者だったり、お母さんが
35歳以上の場合は、出生前検査の一環として、
妊娠9~11週に超音波検査を行うことがあります。

 

胎児がダウン症である場合の特徴として、首の後ろのむくみが
大きいこと、心臓の形や動きに異常があること、手足が短いこと、
鼻骨に異常があること、指に異常があることがあげられます。

 


超音波検査に慣れたお医者さまであれば、ダウン症の兆候を
見逃すことはなく、確定診断のための検査を勧められることが多いでしょう。

参照:帝王切開の産後は痛い?お腹のガスと便秘

参照:子宮口が開かない原因!バルーンと促進剤とラミナリア
 

胎児の障害にどう対処するかを考えておこう

 
妊婦健診で胎児の異常が見つかり、その後の検査で障害がわかった場合、
そのまま出産して育児をしていく覚悟を、家族で持つことが大事です。


超音波検査を受けることで、知りたくない事実を
知る確率が上がることも念頭におくべきです。


 

高齢出産や家族に遺伝子病の保因者がいる場合は、出生前診断を
受けるかどうかも、あらかじめ検討しておきましょう。