生理と生理の中間の時期に不正出血があったら、
それは排卵出血かもしれません。


妊娠とも関わりの深い排卵出血の原因や症状について、
まとめておきたいと思います。
 

排卵出血する原因

 
女性は、卵巣に卵子を蓄えて生まれてきます。

そして、出産に耐えられる成熟した身体になると、
女性ホルモンの働きにより、排卵が起こるようになります。


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生理が終わると、卵胞刺激ホルモンであるエストロゲンの
分泌量が増え、卵巣にある原始卵胞のうち、一つが発育を
始めるとともに、子宮内膜が少しずつ厚くなっていきます。

 

エストロゲンの分泌がピークを迎えると、黄体ホルモンである
プロゲステロンが分泌され、卵胞から卵子が飛び出します。


これを、排卵といいます。

 

この排卵の際に、卵巣の表面が破れたり、排卵が近づくと
エストロゲンの分泌量が増減することで、出血することがあります。

これを、排卵出血といいます。
 

排卵出血の症状

 
排卵出血は一般的に出血量が少なく、1~3日程度でおさまるものです。


下腹部痛を伴うこともありますが、痛みがなく、出血だけがあるひとも多いです。

 

色は黒っぽいものから茶褐色、鮮血が出るなど、個人差があります。

排卵出血は、排卵が起こる1~2日前に見られるので、このタイミングで
少量の出血があったときには、その可能性が高いです。

 

ですが、5日以上続く、出血量が多いなどの症状があるときには、
別な病気の兆候とも考えられるので、注意が必要です。
 

排卵出血かどうかを見分けたいなら

 
出血の時期や量、期間だけでは、
それが排卵出血かどうかを判定することはできません。

自分で排卵出血だと予測したいなら、
日頃から基礎体温をつけておくことをおすすめします。

 

生理周期に基づき、低温期と高温期の変化に注目していると、
排卵日に体温が上がることがわかります。

そのタイミングで不正出血が見られた場合、排卵出血である可能性が高いです。

 
また、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量の関係で、
生理周期の中でおりものも変化します。

 


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排卵日あたりから、透明で粘り気のあるおりものが出るようになります。

不正出血の後、おりものを手で伸ばしてみて伸びるようなら、
それは排卵出血だと予測できます。

 

排卵出血を妊活に生かせるか

 
排卵出血は、排卵の1~2日前に見られます。


それに合わせてタイミング法を用いることで、
妊娠の確率を高めてみるのも良いかもしれません。


 

排卵日当日より、その2日前が一番妊娠しやすいという説もあるので、
排卵出血が見られたら排卵日を待たずに性行為を持つと、良い結果が期待できそうです。
ただし、排卵出血だと思っていても、無排卵なこともあります。


 

排卵のタイミングで出血が起こり、1週間以上出血が続く場合は、
ホルモンのバランスが崩れ、無排卵の状態かもしれません。

ストレスや急激なダイエットなどが原因で、無排卵になる女性が
増えていますので、妊娠を望むなら、早目に診察を受け、
ホルモンバランスを整えるようにしましょう。

 

参照:帝王切開の痛みピークは?

参照:新生児の目は開かない

 

排卵出血に似た着床出血のこと

 
排卵出血同様、生理前に起こる出血に「着床出血」があります。


これは、卵管で受精した受精卵が子宮に着床する際、
絨毛が子宮内膜を傷つけることで起こる出血です。

 

排卵出血は生理開始から2週間程度、着床出血は
生理開始から3週間程度で起こるので、
時期をみると予測がしやすいかもしれません。


 

ただし、着床出血は生理予定日前の出血なので、
妊娠検査薬などを使って調べられる時期ではないので、
妊娠か否かを判定できるのは、生理予定日から1週間を過ぎてからになります。


 
このほかにも、子宮頸管ポリープや子宮筋腫、膣部びらん、
子宮がんなどが出血の原因であることが多いです。

素人判断せずに、いつもと違う出血があったら、病院で診察を受けましょう。