女性は、いろいろな場面で不正出血を経験します。


そうした不正出血には、女性の身体のしくみにより生理的に
避けられないものもありますが、病気が隠れているケースもあります。

 

そこで今回は、不正出血の一つである排卵出血について、
まとめておきたいと思います。

 

排卵出血とは何か

 
排卵出血とは、排卵するときに起こる出血のことをいい、
排卵期出血とも呼ばれます。


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生理が終わると、卵巣では排卵に向けて、新しい卵子が成長を始めます。

 

生理が終わるころには0.1mmの大きさだったものが、
約2週間たつと18~20mmに成長し、卵巣から卵管へ排出されます。

卵子は卵胞に包まれているのですが、飛び出るときに卵巣を破ります。

 

その際、破れた部分から出血するのが、排卵出血です。

この排卵期出血は、毎月見られる女性もいれば、半年に
一度程度しか出血しないこともあり、個人差が大きいです。
 

排卵出血の症状

 
排卵出血は、経血とは違い、ごく少量しか出ないのが一般的です。


症状として、排卵痛を感じるひともいれば、
痛みがなく出血だけがあるひともいます。

 

排卵出血の色も、黒っぽかったり、茶褐色だったり、
薄い赤など、個人差があります。

とはいえ、正常な排卵出血の場合は2~3日で出血が止まります。
とはいえ、排卵時期から5日以上にわたって
出血が続く女性も少なくないようです。

 

女性の身体は排卵に向けて子宮内膜を厚くするため、
卵胞ホルモンと呼ばれるエストロゲンの分泌量が増えます。

このエストロゲンの分泌がピークに達すると、黄体ホルモン
であるプロゲステロンが分泌され、排卵が起こります。

 

ですが、排卵に向けて分泌量が増えるはずのエストロゲンが
減少してしまったり、卵子が正常に育たないことで、子宮内膜に
留まることができなくなってしまった血液が体外に流れ出てしまうのです。

 

ストレスやダイエットにより、卵巣機能が悪くなることで起こりやすくなるので、
3日を過ぎても不正出血が止まらないようなら、診察を受けることをおすすめします。
 

排卵出血で量が多いと思ったら

 
生理から2~3週間が経過して、排卵出血だと思っていたのに
3日たっても治まらない場合は、別な理由による可能性があります。

生理から3週間目に微量な出血があり、その後微熱が
続いている場合は、着床出血の可能性があります。


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これは、卵管で受精した受精卵が無事に子宮内膜に
着床したことで起こる痛みで、妊娠が成立したということです。

 

生理予定日を過ぎて微熱が続き、その後に不正出血があった場合は、
化学流産や子宮外妊娠が疑われます。

排卵出血は通常、量も期間も少ないものですので、量が多いと
感じたら、素人判断せずに、病院で診察を受けるようにしましょう。

 

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参照:帝王切開の産後は痛い?

 

排卵出血と妊娠

 
排卵出血は、妊娠しやすい時期を知らせるサインになります。


排卵がある日に性行為をすれば妊娠しやすいと勘違いしているひとも
多いですが、実は確率を上げるためには、排卵の前にしておく方がよいのです。
 

排卵出血があってから1~2日で排卵が起こりますので、
この日から性行為を持つようにした方がよいでしょう。

また、排卵出血や排卵痛があっても、実際には排卵しないこともあります。

 

これを、無排卵月経といいます。

基礎体温表をつけていると、自分が排卵しているのかどうか、
不正出血が排卵出血や着床出血である可能性があるかどうかを、
ある程度知ることができます。

 

そして当然、妊娠すると排卵はストップしますので、
妊娠後に排卵出血は起こりません。

 
もし、一日も早く赤ちゃんを授かりたいなら、排卵日の
前3日間と排卵日が妊娠しやすいといわれています。

基礎体温の推移とともに排卵出血の有無をチェックして、
タイミングをはずさないように心がけましょう。