着床出血が見られ、喜びいさんで妊娠検査をしたのに、
陰性でガッカリする女性も少なくありません。

 

ですが一度は陰性だったとしても、
その後、妊娠反応が陽性になることもあります。

そこで今回は、着床出血や妊娠検査のしくみについて、お話したいと思います。

 

着床出血について

 
精子と卵子は卵管で受精し、受精卵になってからは
細胞分裂をくり返しながら、子宮を目指して移動します。


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受精してから1週間ほどたつと受精卵が子宮内膜に到達し、
しっかり根づくことを「着床」といい、これで初めて妊娠が成立します。

 

着床する際に絨毛が子宮壁を傷つけることで、出血してしまうことがあります。

これを「着床出血」といいます。

着床出血は、妊娠した女性すべてが感じるわけではなく、
自覚症状のあるひとは全体の約2%~10%といわれていますが、
少ないことに変わりはありません。

 

着床出血の時期と症状

 
着床出血は、受精卵が子宮内膜に潜り込むときに起こります。


生理周期が28日の女性の場合、排卵が起こるのは生理開始から
2週間あたりで、そこで受精して1週間かけて子宮に到達することを考えると、
3週間目に着床出血が見られることが多いといえます。

 

次の生理予定日の1週間前から生理予定日の間に、
着床出血が見られるということです。
着床出血は生理とは違い、微量であることがほとんどです。


 
そのため、大抵は茶色のドロッとしたおりもの、ピンクがかったおりもの、
うっすらとした出血が1日から数日続くのが一般的です。

中には経血のような大量出血や、鮮血が見られることもありますが、
個人差が激しいため、その量や色で着床出血かどうかを判断するのは難しいです。

 

着床出血とフライング検査

 
毎日基礎体温をつけていると、いつものように体温が下がらず、
高温が続いている中で着床出血が認められると、妊娠の
超初期症状かもしれないと、調べたくなるひともいることでしょう。

そのため、市販の妊娠検査薬を使って、
フライング検査をする女性もいるかもしれません。

 


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市販の妊娠検査薬の説明書を読むと、生理予定日の
約1週間後から検査が可能と明記されています。

これより前に妊娠反応を調べることを、フライング検査といいます。

 

そもそも妊娠検査薬は、女性が妊娠するとそれ維持するために
hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が分泌されるようになり、
数日たつと尿に含まれるようになることを利用して、
妊娠判定するしくみになっています。


 

このhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が、正しく妊娠判定
できる基準値になるのが、生理予定日の1週間後、
つまり妊娠5週以降とされているのです。

そのため、着床出血があったからとフライング検査をしても、
妊娠が陰性になることが多いのです。

 

参照:妊娠7ヶ月の理想の体重目安!

参照:帝王切開産後の生理痛が悪化ひどい


 

妊娠反応が陰性から陽性になることもある

 
着床出血がみられたからと、フライング検査をした時点では、
hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が基準値に達しておらず
陰性となったものの、その後、妊娠5週を超えて陽性反応に転じることありえます。

 

眠気やだるさを感じたり、胸が張る、下腹部痛がある、味覚が変わるなど、
妊娠超初期症状にあてはまるかどうかも、一緒にチェックしてみるとよいでしょう。
 
一方、フライング検査を行ったひとの中には、妊娠3週あるいは4週でも、
陽性反応が出たとする女性もいます。

 

ですが、早い時期にフライング検査を行い、
妊娠が陽性だと知ることで、生理と間違って過ぎてしまうことの
多い化学流産という現実を知るリスクを負うことになります。

これは、受精したものの着床した状態が続かずに流産してしまうというもので、
そのほとんどが胎児の染色体異常が原因とされています。

 

そうしたリスクも理解したうえで、フライング検査を試すかどうかを決めましょう。