女性が妊娠する際、着床出血が見られることがあります。


妊娠の兆候である着床出血について、今回はお話したいと思います。

 

着床出血って何?

 
赤ちゃんの命は、精子と卵子が卵管で受精することから始まります。


28周期の女性の場合、前回の生理から2週間ほどで排卵し、
卵管で受精卵になった後、1週間ほどかかって子宮に到達します。


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この受精卵が子宮内膜に着床して初めて、妊娠が成立するのです。

 

着床のときに絨毛が子宮壁を傷つけてしまい、
軽い痛みや出血が起こることを「着床出血」といいます。
この着床出血は、すべての女性が自覚できるわけではありません。

 

着床出血に気づく女性は、妊婦さん全体のわずか2%ほどという説もあります。

妊娠しても、着床出血がない女性もいることも、覚えておきましょう。
 

着床出血が見られる時期

 
着床出血は、受精卵が子宮内膜に着床する時期に起こります。


つまり、次の生理予定日の1週間前あたりから、
生理予定日までの間に起こるのが一般的です。

 

28日周期の女性で考えると、前回の生理から3週間ほどたったときに、
微量な出血が認められたときには、着床出血である可能性が高いです。

出血する期間も、1日でおさまるひとから1週間以上続くひとまで様々で、
個人差が大きいことがうかがえます。
 

着床出血の量や色

 
着床出血は、子宮内膜が剥がれることで起こるものです。


そのため、生理のような大量の出血が続くことは稀です。

 

ドロッとした茶色いおりものが出る、ピンクがかったおりものが出る、
うっすらとした微量な出血があるなどが普通ですが、中には鮮血が出る女性もいます。


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着床出血は微量の場合はほとんどですが、中には生理と間違うような
出血がある女性もいるので、量や色だけで素人判断するのは難しいといえます。

 

基礎体温の変化で見分ける方法もある

 
妊娠を心待ちにしている女性にとって、不正出血は心配なものです。


生理ではない出血が着床出血ではなく、
化学流産や子宮外妊娠などによるケースもあります。

 
自分の出血の原因を見極めるには、基礎体温表で体温が
どうなっているのかをチェックするという方法があります。

女性の身体は、排卵期に入ると女性ホルモンであるプロゲステロンが
分泌され、体温が上がり、妊娠しやすい状態をつくります。

 

このプロゲステロンは、無事に受精卵が着床して妊娠が成立すると、
それを維持するために分泌され続けます。

そのため、基礎体温も高温期が続くのです。

 

これまでは排卵後にきていた低温期が見られず、高温期が
続いている中で不正出血があった場合は、着床出血である可能性が高いです。

とはいえ、妊娠の初期症状とされるのは、高温期が2週間以上
続いてからなので、早とちりしないように心がけてください。

 

参照:妊娠検査薬が陽性から陰性に変わる理由

参照:子宮ポリープ切除後の出血!

 

妊娠超初期症状も合わせてチェックしよう

 
着床出血が見られた直後に妊娠検査薬を使っても、
まだ生理予定日前後のことが多く、正しい判定ができる時期ではありません。


そこで、着床出血が見られたときには、その他の妊娠超初期症状を
自覚していないかを、セルフチェックしてみるのもおすすめです。

 

微熱がある、眠気を感じる、下腹部痛がある、味の好みが変わった、
胸が張るなどの症状があり、微量の出血があったときには、
妊娠超初期症状かもしれません。

 

とはいえ、妊娠超初期とは妊娠0~4週なので、まだ妊娠の
確定診断ができる時期ではないので、生理予定日を
1週間過ぎるまで、待つしかないのです。

 

とはいえ、お腹の赤ちゃんにとって、妊娠超初期が大事な
時期であることに変わりはないので、着床出血だと思ったら
食生活や睡眠時間に気を使い、喫煙やアルコール・カフェインの
摂取を控えるなど、生活習慣を改善するとよいかもしれません。