日本の婚姻年齢の上昇や働く女性が増えたことでの影響で、
不妊症に悩むカップルが増えています。

 

そのため、30代・40代になっても、
不妊治療を続けるカップルも少なくありません。


スポンサードリンク





そこで今回は、不妊治療の方法や費用、
30代・40代の妊娠の確率について、まとめてみたいと思います。
 

不妊治療と受けるタイミング

 
まず、不妊症の定義ですが、子どもが欲しいと考えている健康なカップルが
一定期間、避妊をせずに性行為をもっても妊娠できないことをいいます。

20代の健康なカップルが避妊をせずに性行為を行った場合、
1年以内に90%、2年以内に95%が妊娠するといわれています。

 

ですが、30代・40代になると、妊娠の確率はどんどん下がっていきます。

避妊しないで性行為をすることを1年続けるより、妊娠に支障がない
身体なのかどうか、カップルそれぞれが事前に調べておく方が、
時間を無駄にせずに済むかもしれません。

 

不妊治療の方法と費用

 
不妊治療は、段階的に進んでいきます。

まず、最初に勧められるのが、一般不妊治療です。


 

女性が基礎体温表をつけて、排卵日を予測して性行為を行う
「タイミング法」や、排卵を起こりやすくする「排卵誘発剤の使用」が、
これにあたります。

これらの治療は、数千円から1万円程度が一般的です。
一般不妊治療で妊娠に至らなかった場合、人工授精が検討されます。

 

これは、男性から採取した精子を遠心分離などにかけ、
運動力がある精子だけを抽出して、子宮に注入するという方法です。

この治療には、1回1~3万円の費用がかかるとされています。
人工授精でも妊娠できなかったときには、
体外受精や顕微授精を提案されます。

 


スポンサードリンク




体外受精とは、女性から採取した卵子と、男性から採取した精子を
体外で受精させ、受精卵としてある程度の大きさまで培養してから、
子宮に戻すという方法です。

 

この費用は病院によって異なり、
10万円台のところから100万円近いところまで様々です。

一方の顕微授精は、女性から採取した卵子に、男性から
採取した精子を、細いガラスピペットを使って直接注入して受精させ、
一定期間培養してから受精卵を子宮へ戻す方法です。

 

射精した精液に精子が認められなくても、
精巣から精子を直接採取することで、顕微授精が可能です。

この費用は30~100万円と、体外受精より高くなっています。

 

30代・40代の妊娠確率とは

 
妊娠適齢期と呼ばれるのは20代で、年齢がアップするごとに、
自然妊娠できる確率は下がっていきます。

年代別に比較してみると、健康なカップルは1年間避妊しないで
性行為を続けた場合、20代では80%、30代前半では60%、
30代後半で50%、40代以降は30%が自然妊娠するとされています。

 

そう考えると、子どもが欲しい30代・40代は、
早めにいろいろな決断をしなければならないということです。

また、女性が35歳以上になった時点で、自然妊娠したとしても、
胎児の染色体異常による流産や早産になるリスクもアップしますし、
産後のお母さんの身体の負担も大きくなることを、念頭に置く必要があります。

 

30代・40代の体外受精の妊娠確率

 
30代・40代のカップルの場合、
早い時期から体外受精を検討するケースが多いようです。

とはいえ、卵子は加齢とともに老化していますから、年齢が
あがればやはり、受精卵になる確率も、受精卵を子宮に
戻して妊娠する確率も、低くなるのは事実です。

 

体外受精を20代で受けたときには40%とされる妊娠確率が、
30代前半では35%、30代後半では30%、40代前半で20%、
45歳では5%、49歳では3%以下と、どんどん低くなっていきます。

 

不妊治療から妊娠に至るまで、数年かかることも少なくないので、
早めに妊活を始めましょう。