帝王切開は、経膣分娩に比べると、
産後の肥立ちが悪くなるといわれています。

そこで今回は、帝王切開と産後の回復について、
お話したいと思います。
 

帝王切開する理由と流れ

 
帝王切開とは、赤ちゃんが逆子、多胎妊娠で経膣分娩だと
リスクが高い、前回も帝王切開で出産している、高齢出産、


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自然分娩中のトラブルといった様々な原因により、
腹部と子宮を切開して、赤ちゃんと取り出す出産方法です。

 

帝王切開も手術ですので、術前準備が必要なため、予定帝王切開の
場合は前日に入院し、腹部の剃毛などの処置を受けます。

出産当日は、血管確保のために点滴ラインを確保し、導尿などの
処置をしてから、局所麻酔で手術が行われます。

 

腹部を切開する範囲は10~12cmほどで、赤ちゃんを誕生し、
胎盤を取り出し、戦場を行い、縫合するまでにかかる時間は、
30分から1時間程度です。
 

帝王切開だと入院人数が長くなる

 
同じ出産でも、経膣分娩と違い、手術を受けていますので、
入院日数はどうしても長くなります。

経膣分娩の場合、出産後5日程度で退院となりますが、
帝王切開の場合は1週間から10日ほど、入院することになります。

 

帝王切開の場合は、出産後も2日ほどは点滴が必要ですし、
手術前から禁飲食となっていますから、食事も重湯からスタートし、
徐々に普通食に戻していきます。

経膣分娩のお母さんと同じように生活できる体調に戻るまで、
術後3~5日かかるのが一般的です。


 
術後の経過に問題がないかを見極める、帝王切開の傷の抜糸を
行う意味もあり、術後1週間から10日の入院が必要とされるのです。
 

帝王切開は産後の肥立ちが悪いのか

 
帝王切開はお腹を切っていますので、
その傷が回復するまで、大抵3カ月ほどかかります。

経膣分娩と異なり、悪露が長引く傾向があるのも事実です。

 

産後の肥立ちは、産褥期とよばれる産後6~8週間に
どう過ごしたのかで、大きく変わります。


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経膣分娩でも、出産後に完全に身体が回復するまでの
産褥期に無理をすると、産後の肥立ちは悪くなります。

 

帝王切開はそこに、手術への負担が加わっているわけですから、
産褥期に無理してがんばりすぎると、産後の肥立ちが
悪くなるのは避けようがありません。


 
自分の健康を守ることが、大切な赤ちゃんを守ることにつながるのですから、
産褥期は自分を労わる方法をどんどん取り入れましょう。
 

産後の肥立ちを良くしたいなら

 
帝王切開でも、産後の回復を早くしたいと思うなら、
産褥期の過ごし方に配慮が必要です。

家事をお休みして育児に専念できるよう、長めに里帰り
出産をしたり、お父さんに家事や育児を手伝ってもらったり、
場合によっては食事の宅配サービスを利用することで、
家事の負担を減らすようにしましょう。

 

また、悪露が多かったり、貧血になったり、めまいや動悸が
あるときには、赤ちゃんのお世話以外はできるだけ横になり、
安静にするようにしたいところです。

 

母乳育児をしているお母さんは特に、栄養バランスのよい食事を
心がけるとともに、体力や免疫力が落ちているので細菌感染
しやすくなっていますから、清潔に過ごすことも大切です。


 
特に産後1カ月は、育児には時間を割いても、
家事や仕事で無理をするのはよくありません。

入浴や性行為も、産後の1カ月検診を終えて、
先生の許可を得てからにしましょう。


 
参照:妊娠5ヶ月お腹大きくならない?

参照:妊娠4ヶ月の体重増加の平均!

 

産後の肥立ちの良し悪しは更年期障害にもつながる!

 
産褥期にきちんと安静にできたかどうかで、
産後の肥立ちの良し悪しが変わります。

ここで無理して動きすぎてしまうと、女性の身体の回復に
悪影響を及ぼしますから、後々更年期障害が重くなることにもつながっていきます。

 

目の前の赤ちゃんやお父さんのためにがんばりたい気持ちもわかりますが、
無理をすると将来に響くことも念頭に置き、しっかり身体の回復に努めましょう。