妊娠中に産婦人科で受ける検診を妊婦健診
(妊娠健康診査)といいます。

受ける目的を、大まかに表すと、リスクを避け、
安全に分娩を終えることにあると言えます。

 

妊婦健診費用は自己負担となる為、不安になられる方も
いらっしゃると思いますが、各自治体から助成を受けられます
のでお住まいの地方自治体に問い合わせてみてください。

 


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交付された母子手帳は、出産後も長期間必要と
なりますので、大切に保管しましょう。

 

最初に、毎回共通する基本的な検診内容をご紹介します。

・妊娠週数に適した問診・診察を行い、健康状態を把握します。

 

・子宮底長、腹囲、血圧、むくみ、尿検査、体重等を測定し、
妊婦さんの健康や赤ちゃんの発育の状態を確認します。


・妊娠時期をより良く過ごす為に食事、生活面へのアドバイスを
行い、また精神的な面にも留意し、不安や悩みの相談をします。


 

それでは次に、妊婦健診の上記以外の内容を、
初期・中期・後期に分けてご紹介していきます。

 

1. 妊娠初期


検診頻度:0~11週までは2週間に1回
12~15週までは4週間に1回
検査内容:血液検査


 

・ABO血液型・Rh血液型
・血糖・血算・HIV抗体
・梅毒血清反応・B型肝炎抗体
・C型肝炎抗体・風疹ウィルス抗体
・HTLV-1抗体


 

子宮頸がん検査
性器クラミジア検査


 

つわりで辛い時期だと思いますが、妊娠中の不安をなくし、
安全な出産に向けての第一歩ですので、受診を強くおすすめします。

あまりにもつわりがきつい場合は、検診中にも点滴などの
処置を受けられると思いますので、かかりつけの医師に
相談してみてください。

 

妊娠初期に一回目の母親学級が実施されると思います。

検診よりも詳しく、妊娠期の生活について説明を
受けられるので、おすすめです。

 

又、里帰り出産を希望される方は、最初の検診で
伝えておく方が今後の対応もスムーズに行われるでしょう。

里帰り先の病院で分娩予約を取る事も重要です。

 

2.妊娠中期


検診頻度:16~27週までは4週間に1回

検査内容:血液検査(血算・血糖)
妊娠初期の検診に比べると検査の項目が減り、
採血も少なくなります。

 

多数の方が、つわりも落ち着き、過ごしやすく
なっているのではないでしょうか。

妊娠中期は過ごしやすい分、
体重の増加に注意が必要です。

 

体重管理は検診でも注意深く見られている事の一つです。

妊娠後期には赤ちゃんの体重も増える為、
どうしても体重が増加傾向にあります。

 

ですので、
中期であまり大きく増加しないように心がけましょう。

 

3.妊娠後期


検診頻度:28~35週までは2週間に1回
36週から出産までは1週間に1回
検査内容:血液検査(血算)
B群溶血性レンサ球菌
ノンストレステスト


中期の時よりお腹も重くなり、
検診回数も増える為少し大変ですね。

ですが、この時期も検査・検診はとても大切だと言えます。
B群溶血性レンサ球菌の有無を調べる事はとても重要です。

 


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常在菌で、妊婦には害はないのですが、産まれてくる
赤ちゃんには大きな害になり得ます。

調べておく事が無難でしょう。
34週頃からはノンストレステストも行われます。

 

これは子宮収縮に対して赤ちゃんの心拍がどう変化するかなど、
総合的に赤ちゃんの状他を評価する検査です。

後期にも一度、母親学級が開かれる産院が多いと思います。

 

後期の母親学級は入院準備の説明から
出産の際の流れなど、特に重要です。

途中で気分が悪くなっても、対応してくださると
思いますので安心して出席してください。

参照:生後2ヶ月の赤ちゃんお出かけベビーカーでのポイント

 

又、里帰り出産の方は、後期は出来るだけ
里帰り先の病院で検診を受ける事が望ましいですね。
いかがでしたでしょうか。

参照:生後3ヶ月の赤ちゃん生活リズムと遊び方

 

検診を受けてきていない妊婦が出産する際、
受け入れられない病院が多いそうです。

そのような事態に陥らない、安心・安全に出産を
迎える為にも、妊婦健診に通う事が大事ですね。