一日も早く赤ちゃんを授かりたいと考えている女性が、
排卵検査薬を使うケースが増えているようです。

そこで、排卵検査薬とは何か、その活用方法について、
お話したいと思います。
 

排卵検査薬のしくみ

 
排卵検査薬は、女性のホルモン濃度の変化をとらえて、
排卵時期かどうかを判定するものです。


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これは、体内で卵胞が成熟し、大量のエストロゲンが分泌されることで、
脳下垂体からLH(黄体刺激ホルモン)を増やすよう指令を出すしくみを活用しています。

 

女性はLHを常に分泌していますが、
排卵直前になるとこの値が急増するのです。

尿中のLH濃度が最も高くなる時期をLHサージといい、
そこから36時間以内に排卵が起こるのが一般的です。

 

この女性の身体のしくみを利用し、尿中のLH値を計ることで、
排卵日を予測するのが、排卵検査薬なのです。

 

排卵検査薬の使い方と精度

 
排卵検査薬は、28日周期の女性の場合、次の生理の予定日の
17日前から使い始め、1日1回検査をすることになります。

できれば朝一番の尿が望ましいのですが、1日のうちのどこかの時間帯で、
排卵検査薬に指定された時間内に尿をつけ、平らな場所に所定時間置き、
判定窓に出たラインで陽性か陰性かをチェックします。

 

排卵検査薬の大半は、尿中LH値が30~40mIU/ml以上になると、
陽性反応が出るようになっています。

正しい使い方をすれば、排卵検査薬の精度は100%近いそうです。

 

生理周期が短い、あるいは長い女性は、排卵検査薬の
販売先のホームページなどで提供されている、
使う時期を調べるサービスを活用してみましょう。

 

陽性反応が出てから排卵までかかる時間

 
排卵検査薬で陽性になった時は、LHサージを迎えています。


LHサージは平常の状態から14時間かけて数値が上がり、
高い値が14時間続いた後、20時間かけて減少していくのが一般的です。


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排卵検査薬で陽性が出たLHサージの開始から34~38時間、
数値がピークを迎えてから10~12時間後に、排卵が起こるとされています。
 

陽性反応があっても無排卵のこともある

 
排卵検査薬でわかるのは、あくまでもLHサージが起こっているかどうかです。


そのため、排卵検査薬が陽性であっても、排卵が起きないこともあります。

これは、卵胞は十分に成熟したにも関わらず、卵胞を覆っている膜が
硬くなったり、卵巣の癒着などが原因で排卵ができない、
「黄体化未破裂卵胞症候群(LUFS)」によるものと考えられます。

 

とはいえ、LUFSは毎回起こるわけではなく、翌月にLHサージが
起こったときには排卵する可能性があります。

LUFSかもしれないと思ったら、一度産婦人科を受診し、
相談してみることをおすすめします。

 

参照:妊娠初期の出血は続く?

参照:妊娠2ヶ月の症状!
 

陽性反応後に妊娠しやすいタイミングとは

 
まず、妊娠のしくみについておさらいしましょう。


卵子は排卵から24時間、精子は膣内で2~3日が寿命とされています。

排卵後、卵管で卵子と精子が受精し、1週間ほどかけて子宮まで移動し、
子宮内で着床して初めて、妊娠が成立します。

 

つまり、受精できるタイミングは、排卵日の前から約3日間ということになります。

排卵検査薬で陽性反応が出たら、1~2日後に排卵が起こりますので、
陽性反応が出た日から継続して性行為をすることが、妊娠の確率をあげるには有効です。


 

排卵日当日に性行為をすればよいと考えているひとも多いのですが、
精子が卵管にたどり着くまでには、数十分から1時間かかるといわれており、
場合によっては受精のタイミングを逃してしまうのです。

 

そう考えると、排卵まで卵管で精子に待っていてもらう方が、
妊娠の確率がアップします。

 

さらに、基礎体温表をつけ、グラフの変化を確認しながら排卵検査薬を使うと、
排卵日の予測がより正確になるはずです。