初産と比べると、2回目以降の出産は、
お母さんも余裕をもって臨めるはずです。

ですが、経産婦のお産の進み方は、初産婦とは違います。

 

そこで、経産婦の出産について、まとめておきたいと思います。
 

経産婦って何?

 
経産婦というのは、出産が2回目以上のお母さん全般を指します。


初めてのときと比べて、胎動に気づくのが早くなりますし、
妊娠の経過がわかる分、精神的に余裕をもって妊婦生活が送れます。


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また、一度出産を経験していることで、子宮口や産道が
広がりやすくなるため、お産が早く進むことが多いです。
 

経産婦の分娩時間の平均は?

 
分娩には、「分娩第1期」「分娩第2期」「分娩第3期」という段階があります。
「分娩第1期」とは、陣痛が始まり、子宮口が開いて、赤ちゃんの
頭が出てくる直前までの時間を指し、さらに潜伏期と活動期に分かれています。

初産のときは、分娩第1期の潜伏期は約8.5時間、
活動期は約6時間が平均とされています。

 

ですが経産婦になると、分娩第1期の潜伏期は約5時間、
活動期は約2時間と短くなります。


「分娩第2期」は、子宮口が全開になってから、
赤ちゃんが生まれるまでをいいます。

 

初産婦だと約1.5~2時間かかるのに対し、
経産婦だと約0.5~1時間程度で済みます。

 
「分娩第3期」は、赤ちゃんが生まれてから、胎盤を娩出するまでを指します。


これは初産婦でも経産婦でも変わりなく、15~30分程度で済みます。

 
分娩全体の目安時間は、初産婦は16~16.5時間、
経産婦は7.5~8時間と、約半分になるのです。

 

初産婦で30時間、経産婦で15時間を越えるお母さんもいて、
遷延分娩といわれますます。

初産婦は陣痛が10分間隔になってからの連絡で構いませんが、
経産婦は15分間隔になったら病院に電話をしましょう。
 

経産婦の特徴とは

 
経産婦は、子宮口が開きやすい、産道が短くなる傾向がある、
お腹が張りやすいといった特徴を、正産期前から持っています。

また、経産婦は陣痛を感じる時間は短く済みますが、
出産後の後陣痛という子宮収縮の痛みを強く感じる傾向があります。


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個人差はあるものの、初産のときより強い痛みを感じる経産婦が
多いのは、子宮収縮の進みが早くなるからです。


 
上の子がいるからと、無理して動きすぎると、母体の回復が遅れてしまいます。

床上げまでは特に、動きすぎないことを意識して、生活しましょう。
 

経産婦は出産予定日が早まるというのは本当か

 
経産婦の場合、子宮の伸びが早いこともあり、
「お腹の赤ちゃんが大きくなるのが早いから、出産予定日より早く生まれる」
という通説が一般的なようです。

 

ですが、お母さんの体重や精神状態、お腹の赤ちゃんの大きさなど、
いろいろな要素によって、出産予定日は変わります。

実際に出産してみたら、1人目よりも2人目の方が予定日より
遅かったとうお母さんもいるので、体調の変化に注意するようにしましょう。

 

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経産婦だから気を付けたいこと

 
経産婦は陣痛から出産を迎えた経験がある分、
余裕をもってお産ができるのが大きなメリットです。

ですが、初産とは違い、上に子どもがいるため、日常生活では
なかなか休めず、つい無理をしがちという話をよく見聞きします。

 

そうした無理がたたって、切迫流産や切迫早産、
早産になってしまうお母さんがいるのも事実です。

また、陣痛が始まって病院に行くときに、上の子どもを誰に
預けるのかなど、考えておかなければならないことも増えています。

 

経産婦であることで自分を過信すると、
不測の事態が起こったときに対処できません。

 

元気な赤ちゃんを産むためにも、前回とは違う出産になるかもしれないことを
念頭に置き、いざというときに困らない準備をしっかりしておきましょう。