妊娠中期とは、妊娠5ヶ月から7ヶ月の時期を指します。

週数でいうと、妊娠16週から27週にあたります。

 

この時期は安定期に入るので、つわりが治まり、食欲が増す時期でもあり、
妊婦健診の際に体重管理について指導されるお母さんが増えてきます。


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そこで、目安としたい妊娠中期の体重増加について、
紹介しておきたいと思います。
 

妊娠中期の赤ちゃんの成長

 
お母さんの体重増加の原因の一つに、お腹の赤ちゃんの成長があります。


妊娠5ヶ月の赤ちゃんは、身長が約110~200mm、
体重が約60~280gになります。

 

胎動も活発になり、ひとによっては性別もわかります。

この時期から、少しずつ皮下脂肪がつき始めます。
妊娠6ヶ月に入ると、赤ちゃんは身長が約170~300mm、
体重が約220~700gになります。


 
皮下脂肪が増えるとともに、骨格や筋肉、神経も発達してきます。

このころには羊水量も増え、
子宮内で赤ちゃんはスムーズに動けるようになります。

 
妊娠7ヶ月の赤ちゃんは、身長が約300~400mm、
体重が約500~1250gになります。

皮膚がだんだん厚く丈夫になり、自分の意思で体勢を変えられるようになります。

 

このころには、お腹も相当大きくなっています。

 

出産までの体重増加の目安

 
出産までの理想の体重増加は、8kgといわれています。


その内訳は、赤ちゃん3kg、胎盤0.5kg、
羊水0.5kg、子宮・乳房・血液が4kgです。

 

とはいえ、お母さんの身長や体重によって個人差があるので、
目安はBMI指数を参考に出すとよいでしょう。

BMIとは、体重(kg)÷身長(m)×身長(m)で算出できます。


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BMI値が18.5未満のお母さんは10~12kg、18.5~25未満の
お母さんは7~10kg、BMI25以上のお母さんは5~7kgの体重増加が理想です。
 

妊娠中期の体重増加について

 
標準体型のお母さんを例にあげると、理想的な体重増加は、
妊娠初期で2kg未満、妊娠中期で5kgほど、
妊娠後期には3kgぐらいとされています。

 
とはいえ、妊娠中期に増える体重の目安は、BMI値によって変わります。

BMI値が18.5未満のお母さんなら、妊娠中期は
1週間あたりの体重増加は、0.3~0.5kgが理想です。

 

BMI値が18.5~25未満のお母さんも、妊娠中期は
1週間あたりの体重増加は、0.3~0.5kgが理想です。

BMI値が25以上のお母さんになると、妊娠中期は
1週間あたりの体重増加は個別に指示が入ることが多いです。

 
妊娠すると、ヒト胎盤性ラクトゲン(hPL)というホルモンが
分泌されるのですが、これには脂肪を蓄える働きがあり、
食生活が変わらなくても、太りやすくなります。

 

さらに妊娠後期には、お腹の赤ちゃんの成長や羊水量の増加で、
体重が増える傾向があります。

それを見越して、理想の体重増加で収めるためには、
どの程度の体重増加が望ましいのか、助産師さんに相談してみるのもよいでしょう。

 

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体重が増えすぎるのはリスクが高い

 
妊娠中期の時点で太り過ぎてしまうと、
妊娠後期になってからのリスクがあがります。

特に心配なのが、妊娠高血圧症候群になることです。

 

妊娠中毒症ともいわれる、妊婦さん特有の合併症で、
症状としては高血圧や尿タンパク、むくみが見られます。

妊娠高血圧症候群になると、胎盤や子宮への血液が流れにくくなり、
栄養が届きにくくなることから、早産や未熟児、子宮内胎児脂肪、
などになる可能性もアップしてしまいます。

 

また、お母さん自身も子癇や常位胎盤早期剥離、肺水腫、
脳出血など、命に関わる症状が出てしまうリスクが高まります。

 

特に、自分の母親や親族に妊娠高血圧症候群にかかったひとがいると、
遺伝的に発生する可能性が高いので、事前に確認するとともに、
体重管理を心がけましょう。