初産婦でも経産婦でも、陣痛の進み方は同じです。

経産婦が経験がある分、余裕を持って出産に臨めますが、
自分を過信して困った事態に陥ることもあります。

 

そこで今回は、経産婦の陣痛の進み方について、
まとめておきたいと思います。

 

経産婦の特徴について

 
経産婦とは、過去に出産経験のある妊婦さんのことをいいます。


過去に出産していることから、初めての胎動に気づくのが早かったり、
余裕を持って妊娠生活を過ごせる傾向が強いです。


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子宮口や産道が広がったことがあるので、分娩時間が初産のときの
半分程度になるひとが多いのも、経産婦の特徴です。

出産後の子宮の回復も早いことから、
後陣痛が強くなりやすいといわれています。
 

出産の兆候の違い

 
何度目であっても、出産の際には陣痛を感じます。

そして、どのような陣痛が起こるかには個人差があり、
経産婦だから初産のときより痛くないということもありません。


 
前駆陣痛から本陣痛に進むひともいれば、破水から始まるひと、
おしるしがあってから陣痛が始まるひとなど、さまざまです。

また、2人目以降だからといって、出産予定日より早く生まれるとも限りません。
 

経産婦のお腹の張りと胎動

 
正産期に入ると、赤ちゃんがだんだん下がってくることもあり、
胎動によるお腹の張りを感じることが増えます。

出産間近になると、赤ちゃんが成長して子宮内で動くスペースが
なくなりますし、骨盤内に頭がおさまることもあり、
胎動は弱くなるといわれています。

 

ですが、ググッと押されるような胎動を感じ、
それがお腹の張りにつながることがあります。

「お腹の張りが激しいのは、出産まで時間があることだ」
という話もあるようですが、胎動の強さにも個人差があり、
生まれる直前まで激しく動く赤ちゃんもいます。

 


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また、胎動が弱くなっても、まったく感じなくなることもありません。

胎動によるお腹の張りと、前駆陣痛を勘違いしているお母さんも
多いですが、そこから本陣痛が始まるまでは、まだ時間がかかります。
 

痛みのないお腹の張りについて

 
経産婦であっても、前駆陣痛からそのまま本陣痛に進むひともいれば、
前駆陣痛だけが1カ月近く続くひともいます。

 

さほど痛みは感じなくても、お腹の張りが規則正しい場合は、
本陣痛が始まる前兆かもしれません。

これは、前駆陣痛の一つで、
子宮の下部や子宮頸管をやわらかくするために起こります。

お腹が張る間隔が短くなったり、痛みが強くなってくるときは、
本陣痛だと考えてよいでしょう。

 

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経産婦の陣痛の進み方

 
出産は、分娩第一期・分娩第二期・分娩第三期に分かれます。
これは、初産婦でも経産婦でも変わりません。

ですが、一つだけ大きく違うところがあります。
それは、経産婦の方がお産の進み方が早いということです。

 

では、初産婦と経産婦を比較してみましょう。

分娩第一期は、本陣痛が始まって、子宮口が全開になるまでを指します。

 

初産婦の所要時間は10~12時間であるのに対し、
経産婦は4~6時間といわれています。

分娩期の大半を占める分娩第一期の時点で、
経産婦の所要時間は半分程度なのです。

 

分娩第二期は、子宮口が全開になってから赤ちゃんを産むまでを指します。

初産婦の所要時間が1~2時間なのに対し、
経産婦は30分から1時間で済みます。

 

後産といわれる分娩第三期は、初産婦でも経産婦でも変わりなく、
20~30分というのが一般的です。


一度開いたことのある子宮口や産道は開きやすく、
その分、お産が進みやすいのです。

 

だからこそ、経産婦は陣痛の間隔が15分以内になったら、
病院に連絡をして指示を仰ぐことをおすすめします。

上の子をどうするかも含めて、早目に準備を整えて、
2人目以降の赤ちゃんの誕生を待ちましょう。