妊娠すると、吐き気やだるさ、頭痛など、いろいろな症状が出てきます。

胃痛もその一つで、妊婦さんの約半数が感じているといわれています。
そこで今回は、妊娠中の胃痛の原因や対処法について、
まとめておきたいと思います。

 

 

妊娠初期の胃痛の原因と対処法

 

 

妊娠4週から7週の間につわりを感じ始めるお母さんが多く、
それは妊娠12週から16週くらいまで続きます。


スポンサードリンク




つわりの症状の一つとして、胃痛を感じるのです。

つわりの原因は解明されていないのですが、有力とされる説の一つに、
プロゲステロンという黄体ホルモンが妊娠によって大量に分泌され、
胃腸の働きを弱めることがあげられます。

 

妊娠を維持するために分泌されるプロゲステロンは、
子宮を広げる働きを担います。

ですが同時に、胃酸の逆流を防いでいる筋肉の弁も緩めてしまうので、
吐き気や胃のむかつき、胸やけなどの症状が出てしまうのです。

 

そして、もともと胃腸の弱いひとだと、
胃の調子まで悪くなり、胃痛が起こってしまいます。
もし、妊娠初期に胃痛で悩んだら、まずお医者さまに相談してください。

 

市販の胃薬を飲むよりも、病院でお腹の赤ちゃんに影響のない
薬を処方してもらう方が安心です。

 

 

妊娠中期の胃痛の原因と対処法

 

 

妊娠16週を過ぎて妊娠中期に入ると、
つわりがおさまってくるお母さんが多くなります。

ですが、胃痛は続いているひとが案外多いようです。

 

これは、子宮が大きくなることで胃が圧迫され、
逆流性食道炎を発症することがあるからです。

また、妊娠初期に何度も嘔吐をくり返していると、
そのたびに逆流した胃酸が食道や胃の粘膜を傷つけてしまい、
胃痛を感じることがあります。

 
一度に大量の食物を胃に入れると、胃酸も一気に出やすくなるので、
胃の粘膜が傷つきやすくなります。

刺激物を避け、消化によいものを少しずつ摂るようにしましょう。

 

また、食事後にすぐ横になったりせず、ある程度消化が
落ち着くまでは、座ったままでいるとよいようです。

痛みが続くときには、お医者さまに赤ちゃんに影響の
ない胃薬を処方してもらいましょう。


 
排卵日の症状と期間!胸の張り、眠気、

妊娠後期お腹の張りと胎動!

 

 

妊娠後期の胃痛の原因と対処法

 

 

妊娠28週以降は妊娠後期と呼ばれますが、この時期につわりの
ときのような胃痛や吐き気、胸やけに悩むことがあります。



スポンサードリンク





これは「後期つわり」といわれる症状で、子宮が大きくなって
みぞおちあたりまで上がってくることで、胃が圧迫されて起こります。

それが、胃痛や吐き気の原因です。

 
胃が圧迫されるので、一度にたくさんの食事を摂るのが難しくなる
時期ですから、消化が良くて栄養のあるものを、数回に分けて食べるようにしましょう。

辛い物やカフェインなど、刺激物も避けた方が無難です。

 

また、炭酸飲料も胃痛にはよくありません。

胃酸を逆流しにくくするためにも、
食後はすぐに横にならないよう意識してください。

 

空腹が続くと胃酸が増えて、胃の粘膜を傷つけてしまいがちなので、
お腹に何か入れておくのもおすすめです。


そして、胃痛や嘔吐がひどい場合は、治療や入院が必要なことがあります。


 
自己判断して胃薬を飲んでやり過ごそうとせずに、
妊婦健診の際に、きちんとお医者さまに相談してください。

 

 

眠れないほど激しい胃痛を感じたら

 

 

胃痛や吐き気、嘔吐はつわりの症状ですが、その痛みが激しく、
眠れないほどの場合は、別な病気が隠れているサインかもしれません。

 

妊娠高血圧症候群やウイルス性胃腸炎、神経性胃炎、胃潰瘍、
十二指腸潰瘍、逆流性胃腸炎、虫垂炎、過敏性大腸炎などの
症状として、激しい胃痛が起こることがあります。

 

痛みを我慢することが、母子の健康を危険にさらすケースもありますので、
痛みが治まらないようなら、病院に連絡をして、指示を仰ぎましょう。