妊娠すると、だんだんお腹が大きくなります。

 

するとあるとき、お腹に茶色っぽい線があることに気づくお母さんがほとんどです。

これは、正中線とよばれるものです。

今回は正中線とは何か、産後は消えるのかについて、お話したいと思います。

 

正中線とは何か

私たちの命のスタートは、1個の受精卵です。

受精卵が子宮内で細胞分裂をくり返すことで、人間の形になっていきます。


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実はそうした胎児のころの細胞分裂の名残が、私たちの体に残されています。

正中線もその名残の一つで、実は妊婦さんだけでなく、
男女関係なく、誰にでもあります。

 

正中線は細胞の接合部の一つで、通常は
肉眼ではわからないくらいの薄さになっています。

ですが、妊娠するとホルモンバランスが変わり、メラニン色素を
蓄積しやすくなると、この正中線が目立ってきてしまうのです。

 

実は鼻の下の筋やあごの割れ目も、この細胞分裂の名残です。

正中線と妊娠線の違いとは

正中線を妊娠線の一つと思っているお母さんも多いですが、
この二つはまったく違います。

正中線はもともともあるものが、メラニン色素の増加で目立つように
なるものですが、妊娠線はお腹が急激に大きくなることに皮膚が
ついていけず、組織が裂けることでできます。

 

そのため、妊娠線は一度できると、薄くなることはあっても、
完全に消えることはありません。

ですが正中線は出産後半年から1年が経過して、ホルモンバランスが
戻っていくにつれて、だんだん目立ちにくくなり、ほぼ消えてしまいます。

 

正中線が消えない場合の対処方法

正中線は自然に消えていくものなので、
それほど神経質にならなくても大丈夫です。

ですが、正中線が消える時期には個人差があります。

 

もし、正中線がなかなか消えないことで悩んでいるなら、
ケアの方法を変えてみましょう。


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正中線を消すためには、過剰に発生している
メラニン色素を減少させなければなりません。

そのためには、新陳代謝を促進させたり、美白成分を
使ってメラニンの生成を抑制するなどが効果的です。

 

妊娠中から専用のクリームを使って肌を保湿したり、質の良い
睡眠をしっかりとって、肌のターンオーバーを整えるのもよいでしょう。

さらに、正中線に保湿効果の高いクリームやジェル、化粧水などを丁寧に塗る、
シミに効果のある抗酸化作用のある食品を意識して摂取するなどもおすすめです。
正中線を消すための専用クリームは市販されていませんが、
葉酸が配合されているものを選ぶと、新陳代謝を促してくれるようです。

妊娠線対策のクリームを選ぶときに、
内容成分もしっかり確認する習慣をつけておきましょう。

 

 

バイオイルを使うという方法も

バイオイルとは、妊娠線の予防や妊娠線の跡を消す効果が
高いことから、利用している妊婦さんが多いコスメです。

このバイオイルは、実は正中線を消すことにも効果を発揮するといわれています。

 

これは、バイオイルには肌を柔らかくして、新陳代謝を活発にする
働きがあるからで、色素沈着の解消にもおすすめなのです。

気になる使い方ですが、バイオイルを2~3滴手のひらにとり、
気になる正中線を優しくマッサージするだけです。

 

ただし、傷や腫物、湿疹があるときには使用できません。
また、バイオイルにも日本製と海外製の2種類があり、成分が微妙に異なります。

日本製のバイオイルは、日本人の肌に合わせて開発されており、
深く浸透しやすいことから、保湿効果が高いと宣伝されています。

参照:正中線

皮膚の弱い妊婦さんは、テスターで試して様子を見てから使う方が無難です。
お母さんが妊娠前のスタイルに戻りたいという気持ちは、とても大事です。

ですが、お腹の赤ちゃんを守るために避けられないことも多いので、
こうしたケアは妊娠中から実践しておきましょう。