30年前と比べると、早産の割合が上昇しているという
データがあることを、みなさんは知っていますか?

1人目を早産で出産している場合、2人目以降も
切迫早産や早産になる可能性が高くなります。

 

その場合、上の子をどうするかも、考えておく必要があります。


スポンサードリンク




そこで今回は、切迫早産になったときの治療方法や、
上の子をどうすべきかについて、お話したいと思います。
 

切迫早産とは何か

 
切迫早産とは、正産期前の妊娠22週0日から36週6日の間に、
早産しそうな状態になることをいいます。

お腹の張りが一定の間隔で起こる、安静にしていてもお腹の張りが
収まらない、お腹が張る間隔が10分以内になる、下腹部痛や
腰痛がだんだんひどくなる、不正出血があるなどが、切迫早産の兆候です。

 

まれに破水してしまうこともあり、その場合は1週間以内に早産に
移行することが多いので、すぐに病院で処置を受けてください。
 

切迫早産の治療

 
切迫早産は、全妊婦さんの約15%が経験するといわれています。
その治療は、投薬と安静が基本です。

 
筋肉を弛緩させることで子宮の収縮を抑える子宮弛緩剤や、
感染症を防ぐための抗生剤が処方されます。

合わせて、妊娠状態の継続と成長を促すための黄体ホルモン、
子宮種縮を抑制する硫酸マグネシウムなどが処方されることもあります。

 
そして、症状によっては、自宅安静か入院安静かを言い渡されることになります。

自宅安静の基本は、トイレと食事以外は横になり、入浴もNGというものです。

入院安静になると、そこに24時間の点滴による投薬治療が加わります。

 

切迫早産で自宅安静のときの上の子の世話

 
入院するまでの症状でない場合、上にお子さんがいると尚更、
自宅安静と言われることが多くなります。

 

症状や主治医の考え方にもよるのですが、トイレと食事以外は
横になっているように厳命されることもあれば、上の子の世話のみ
最低限しても可、保育園の送迎のみ外出可といわれることもあります。

 


スポンサードリンク




とはいえ、お腹の赤ちゃんのことを考えれば、横になって過ごすのが
ベストですので、自分が無理せずに上の子と遊べるようにおもちゃや
遊び方を工夫したり、家事は家族にサポートしてもらうことも必要です。

 

座って調理するなどの方法もありますが、あくまでもお医者さまの
指示に従い、早産に進まないように注意してください。

 

生理じゃないのに子宮が痛いのは?

子宮脱は放置しても大丈夫?

 

入院安静の場合は上の子をどうする?

 
出産時に上の子の宿泊を認めている病院でも、
切迫早産で入院安静が言い渡された場合は、
上の子の預け先を探すようにいわれることがほとんどです。

 

まずはお父さんに仕事を休んで面倒をみてもらうのか、
お母さんかお父さんのご両親に預かってもらえるかどうかを検討しましょう。

ご両親が住んでいる地域が遠方だったり、頼めない事情があるときには、
一般財団法人女性労働協会のファミリーサポートを受けるという方法があります。

 

ただし、ファミリーサポートを受けるためには、依頼会員の申し込みを
しなければなりませんし、サポートが完了した時点で、報酬を支払う義務を負います。


見知らぬ第三者、さらに無資格者に上の子を預けることになることも、
了承しなければなりません。

 
ファミリーサポートを受けることに抵抗を感じるなら、居住地域の自治体に
一時保育や緊急保育をしてもらうという方法もあります。

もし、近隣の保育園で対応できなくても、広域入所や広域保育という、
居住地域以外の保育園で預かってくれる制度があります。

 

下の子の妊娠がわかった時点で、いざというときのサポート方法を
考え、情報収集をしておくと安心です。

 
とはいえ、そうした事態に陥らないように、切迫早産を避けるのが一番です。

上の子の世話と家事で無理をすることがないよう、経産婦だからと
自分を過信せずに、妊娠期間を過ごすようにしましょう。