妊娠16週に入り、安定期といわれる5カ月目に入ると、
ホッと一息つくお母さんが大半です。

 

ですが、安定期に入ったからといって無理をすると、
切迫早産になってしまう可能性があります。


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今回は切迫早産とは何か、どんな症状が出るのかについて、
説明したいと思います。
 

切迫早産とは何か

 
そもそも早産とは正産期より前、妊娠22週0日から36週6日の間に、
赤ちゃんが生まれてしまうことをいいます。

そして切迫早産は、あと少しで早産になってしまう状態を指します。

 

頻繁に子宮収縮が起こり、子宮口が開いて赤ちゃんが
出てきそうになったり、破水してしまうのです。

 
切迫早産になってしまう確率は、全妊婦さんの約15%と
いわれていますが、適切に処置をすれば問題ありません。

ですが、切迫早産になったお母さんのうち約5%ほどは、
そのまま早産してしまいます。

 

切迫早産になる原因

 
切迫早産の原因として考えられるのは、絨毛膜羊膜炎など
感染症にかかったこと、子宮頸管無力症や子宮筋腫、
子宮奇形といった子宮の異常があること、多胎妊娠などです。


 

また、甲状腺機能の異常や疲労・ストレスが原因で起こることもあります。

 

切迫早産の症状とは

 
切迫早産の兆候は、いろいろな症状として表れます。
まず、お腹に張りを感じます。

妊娠6カ月目に入っている22週ともなると、胎動を頻繁に感じ、
それがきっかけでお腹が張ることも多いです。

 

大抵の場合は、お腹が張ったときに安静にすると、だんだん治まってきます。

ですが、お腹の張りが一定の間隔で起こる、
その間隔が狭くなるようなら、切迫早産の可能性が高いです。

 

そのお腹の張りとともに、下腹部痛や腰痛を感じ、
どんどんひどくなっていくようなら、要注意です。

さらに出血を伴う場合、子宮収縮により、お腹の赤ちゃんを包んでいる
卵膜が子宮内でずれ、おしるしとして出血していることが原因かもしれません。

 


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また、そのまま卵膜が破れ、破水してしまうことがあります。

破水すると、外気に触れることで子宮内に雑菌が入りやすくなり、
そのまま早産に進んでしまうことになります。

 

すぐに病院に連絡し、受診しましょう。

 

切迫早産の治療方法

 
切迫早産の治療方法の基本は、投薬です。


子宮収縮抑制剤を使用して子宮収縮を抑えたり、切迫早産の原因である
細菌の膣内感染を除去する目的で抗生物質を使うこともあります。

 
子宮収縮の程度が軽く、子宮口があまり開いていなければ、
薬を処方され、自宅安静するようにいわれます。

自宅安静とは、トイレと食事以外は寝たままで過ごし、
入浴もできないというのが一般的です。

 

一方、子宮収縮が強く、子宮口が開いてきている場合は、
入院安静することになります。

入院安静の場合は、24時間点滴治療を受けながら、
食事とトイレ以外は寝たきりの状態で過ごします。

 

切迫早産で入院した場合、正産期に入る37週まで、
そのまま入院になることもあります。

また、子宮口が開きやすくなる子宮頸管無力症と診断されたときには、
子宮頸管を縛る子宮頸管縫縮術という手術を受けることもあります。

 

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切迫早産を予防するためには

 
妊娠中は新陳代謝が活発になるため、雑菌が繁殖しやすくなっています。


さらにお母さんの免疫力が低下することで、
感染症が発症しやすくなってしまいます。

 

感染症による切迫早産を避けるためには、
毎日入浴をして、体を清潔に保ちましょう。

また、体が冷えて血行が悪くなると、子宮収縮が起こりやすくなります。

 

暑い時に薄着で冷たいものばかり摂っていると、
切迫早産しやすくなってしまいます。

 

日ごろから無理をせず、野菜中心のバランスのとれた食生活を心がけ、
ウォーキングなどの適度な運動をすることで筋力をアップし、切迫早産を予防しましょう。