子宮ポリープとは、粘膜でできていてキノコ上に
盛り上がった良性の腫瘍が、子宮にできる病気のことをいいます。

 

子宮ポリープの治療は、主に手術が用いられることもあり、
不安を覚える患者さんも多いようです。


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そこで今回は、子宮ポリープの手術方法や術後の痛み、
出血などについて、まとめてみたいと思います。
 

子宮ポリープの種類と治療方法

 
子宮ポリープには、子宮頸管ポリープと
子宮内膜ポリープの2種類があります。

 

子宮頸管ポリープは子宮の入り口に良性腫瘍ができ、
子宮内膜ポリープは子宮内膜に良性腫瘍ができるもので、
女性の約1000人に1人が発症するといわれています。

 

子宮頸管ポリープの原因は感染症や炎症であることが多いのに対し、
子宮内膜ポリープは女性モルモンであるエストロゲンが作用すると考えられています。

 
子宮ポリープは良性腫瘍ですし、大きさが1cm以下というものも多く、
自覚症状もないため、見つかったからといってすぐに治療が必要なわけではありません。

不妊の原因になっていたり、10cmなどの大きさになり、
ほかの臓器を圧迫するなどの弊害が出た場合は、
手術を勧められることが多いです。

 

これは、子宮ポリープには投薬治療が適さないこと、
子宮内膜ポリープの中にはごくまれに悪性腫瘍が含まれており、
術後に検査することを目的にしているからです。

 
子宮ポリープでは内診を行い、膣から子宮鏡を入れて患部を見ます。


子宮頸管ポリープで患部が切除可能な大きさだった場合は、
内診のときにそのまま切除してしまうこともあります。

 

ですが、ポリープが大きかったり、子宮内膜ポリープの場合は、
麻酔を用いて手術を行うのが一般的です。

 

子宮ポリープの手術方法

 
子宮ポリープを切除する手術方法には、
「内膜掻爬術」と「子宮鏡下手術」があります。

内膜掻爬術とは、胎盤鉗子またはキューレットを用いて、
内膜にできたポリープを掻き出します。



 


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子宮鏡下手術は、子宮内の様子を観察しながら、
電気メスでポリープを切ります。

どちらの術式を選ぶかは、年齢や症状、
妊娠を希望するかどうかなどによります。

 

内膜掻爬術を受けると、子宮内膜が薄くなることもあるので、
お医者さまとよく相談して決めましょう。

 

子宮ポリープ切除後の出血

 
内膜掻爬術であっても、子宮鏡下手術であっても、
患部を切除することに変わりはありません。

ですから手術後は出血が見られますが、
1週間もすれば治まるのが普通です。

 

そのため、入浴は1週間禁止で、
シャワー浴をするように勧める病院が多いようです。

ですが、ごくまれに出血が続いたり、

 
血の塊が出るなどの症状を訴えるひともいます。

出血が治まらないようなら、すぐに診察を受けてください。
 

手術後の痛みについて

 
子宮ポリープの手術後は、術式によって痛みが違います。

子宮鏡下手術の場合は、
患部を切除したあたりに鈍い痛みを感じることがあります。

 

内膜掻爬術の場合は、生理痛のような鈍痛が
続くことがありますが、鎮痛剤で治まる程度です。

どちらも日が経つにつれて、痛みは軽減していきます。

 

手術も日帰り入院で済むことがあるので、翌日から
勤務することも可能ですが、自宅療養期間を設ける方が望ましいです。

 
ただし、術後の下腹部痛が続いたり、
発熱を伴う場合は、感染症や合併症が疑われます。

入院中であればすぐに対処ができますが、
自宅に戻っている場合は、必ず病院で診察を受けましょう。

 

手術費用と生命保険の給付金

 
子宮ポリープ切除手術は、健康保険が適用されるので、
子宮頸管ポリープで5000~1万円、子宮内膜ポリープで
入院を伴ったとしても4~5万円の自己負担金で済みます。

 

また、医療保険や生命保険に医療特約を付けている場合、
子宮ポリープが女性疾患として認められていれば、
手術給付金や入院給付金の対象になります。