子宮内膜症は、生理がある25歳から44歳の女性の
約10~15%にみられる、女性特有の病気です。

 

閉経まで完治は難しいのですが、不妊などを避けるためにも
早期に発見して、きちんと治療を行っておくのがベターです、


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そこで今回は、子宮内膜症と診断するための検査方法について、
説明したいと思います。

 

子宮内膜症の検査を勧められるとき

 
子宮内膜症になると、生理がくるたびにどんどん生理痛が
ひどくなる、生理の量が増える、レバーの塊のような出血がある、
不正出血が見られる、性交痛があるなどの自覚症状が出てきます。

 

子宮内膜症の場合、生理時期でなくても下腹部痛を感じたり、
腰痛に悩まされるひとも増えてきます。

そうした症状で婦人科を受診すると、検査を勧められることになります。
 

子宮内膜症の検査の基本的な手順

 
子宮内膜症の診断には、「臨床診断」と「確定診断」の2種類がありますが、
通常は「臨床診断」の検査で病気を見極め、治療方法を選択することになります。

「臨床診断」の際は、問診に始まり、全身を診る外診を経て、内診を行います。

 

内診は、プローブという器具を膣に挿入して、中の様子を見るというものです。

痛みの部位によっては、肛門から指を入れる直腸診を行うこともあります。

そこで子宮内膜症が疑われたら、エコー検査と呼ばれる超音波断層撮影、
血液検査、MRI(核磁気共鳴画像断層撮影)、X-CTスキャン
(放射線コンピュータ断層撮影)など、必要に応じた検査に進んでいきます。

 

エコー検査でわかること

 
エコー検査とは、体に超音波を当て、跳ね返ってきたものを
画像処理して診察するという方法です。

卵巣チョコレート嚢腫や大きくなった子宮腺筋症は、
エコー検査でほぼ見つけることができます。

 

お医者さまと一緒に画像を見ながら話ができるので、
しっかり説明が聞けます。

 

MRIでわかること

 
エコー検査で卵巣に子宮内膜症が起こっていることがわかった場合、
より詳しく調べるために、MRIを行います。

MRIとは、磁気を用いることで、体の断面図を画像化して
確認する検査方法で、所要時間は20分ほどです。

 


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エコー検査より精度が高い上、子宮の状態をより詳しく調べることが
できるほか、、病変の正確な位置や広がりも確認することができます。

ですが、5mm以下の病変が撮れないため、
腹膜や深在性の病変が見つけにくいというデメリットもあります。
 

血液検査でわかること

 
血液検査では、CA19-9やCA125といった特定の物質を
測定することで、子宮内膜症かどうかを見極めます。

とはいえ、診断率は50%程度といわれているため、
ほかの検査と併用して使われることが多いです。

 

また、子宮内膜症の女性の多くが貧血を伴っているので、
その検査も同時に行います。
 

子宮内膜症の検査費用

 
子宮内膜症の検査には、健康保険が適用されます。


そのため、かかる費用の3割を負担することになります。

 

エコー検査や血液検査なら数千円程度、
MRIとなると1万円近くを請求されることがあります。

検査費用については、病院によっても異なるものもあるので、
受ける前に目安の金額を確認しておくことをお勧めします。
 

子宮内膜症の検査の時期と痛み

 
子宮内膜症の検査を受けるなら、生理が終わった直後がベストです。


これは、生理中に血液検査をすると腫瘍マーカーの値が
あがってしまい、判断がしにくいからです。

 

生理痛に困って受診する女性も多いのですが、子宮内膜症の
検査を受けるなら、生理が終わってから再診する方が、正しい診断ができます。
子宮内膜症の検査で内診を行うときには、痛みを感じることもあります。


 
お医者さまの技術の問題や、病変を刺激してしまうなどの理由がありますし、
内診を避けて診断を確定させることはできませんので、我慢しましょう。