子宮筋腫が疑われる症状が出ている女性にとって、
検査方法や費用は気になるところでしょう。

 

そこで今回は、子宮筋腫の検査方法と診断の基準、
費用などについて、まとめておきたいと思います。

 

子宮筋腫の基本的な検査

 
子宮筋腫は、問診と内診、
血液と超音波の検査が基本の流れとなります。

 


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婦人科を受診したときにはまず、過去の月経周期やどんな
自覚症状があるのか、不正出血の有無などについて、問診で確認されます。


 
その後、膣内に指を入れて卵巣や子宮の状態を確認する、内診を受けます。

これは触診とも呼ばれ、子宮筋腫の硬さや大きさ、
位置などを確認するのに有効です。

 

合わせて、エコーと呼ばれる超音波検査が行われます。

これは、膣内にプローブという器具を挿入して確認する
「経膣超音波検査」と、お腹にゼリーを塗ってプローブを
滑らせる「経腹超音波検査」の2種類があります。

 

また、子宮筋腫を発症している場合、月経量の増加に
伴って、鉄欠乏貧血になっていることが多いです。

そのため、血液検査で貧血かどうかを調べたり、悪性腫瘍で
ないことを確かめるために、乳酸脱水素酵素を検査することもあります。
 

子宮筋腫の精密検査方法

 
子宮筋腫の状態をより正確に知るために、
精密検査を行うことがあります。

その方法には、時期を使って断層画像を撮影し、コンピュータ処理して
診断する「MRI検査」や、微量の放射線を使って調べる「CT検査」があります。

 

また、子宮の奥の部分や卵管、卵巣を確認するために、
「内視鏡検査」を行うこともあります。

さらに、子宮筋腫が不妊の原因と考えられる場合、子宮口から
カテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、造影剤を用いて
X線撮影する「子宮卵管造影検査」を勧められることもあります。

 

子宮筋腫の検査費用

 
婦人科では、まず問診と内診を受けます。


これだけなら、健康保険の適用内なので3000円程度で済みます。

 


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そして、受診した当日に検査をしてもらうことが可能です。

内診で異常が見つかったときには、MRI検査を受けることになりますが、
この費用は1万円前後のところが多いようです。


 
ですが、どの病院でも受けられるわけではないので、
事前に予約が必要な病院もあります。

また、その他の検査については、内容によって保険適用外に
なることもあり、窓口で5万円ほど請求されたケースもあるそうです。

 

検査を勧められたときには、安易にうなずくのではなく、
費用についても確認してから、受けるようにしましょう。

 

子宮筋腫の治療にかかる費用

 
子宮筋腫の治療は、保険適用が基本です。
それは、薬物療法を選んでも手術を選んでも同じです。

ホルモン療法ともいわれる薬物療法は、注射や点鼻薬の
いずれかを用い、人工的に閉経状態をつくって、
子宮筋腫を縮小させる治療法です。

 

切らずに治療できますが、服薬を止めると、
子宮筋腫が再発することが多いです。

開腹や腹腔鏡、子宮鏡下などの手術は、子宮筋腫のみ、
あるいは子宮全部を摘出するために行います。

 

術式によって、体に受けるダメージや入院日数に差があります。
この他にも、「子宮動脈塞栓術(UAE)」や、
「集束超音波治療(FUS)」という方法もあります。

「子宮動脈塞栓術(UAE)」は、筋腫に流れる血液を止めて
栄養供給をストップすることで、子宮筋腫を死滅させる方法です。

 

子宮がんの治療で、使われる術式でもあります。

「集束超音波治療(FUS)」は、超音波だけで筋腫だけを
潰すという方法ですが、肌に一切傷をつけることなく、
日帰りで施術を受けることができるので、注目が集まっています。

 

ですが、「子宮動脈塞栓術(UAE)」や「集束超音波治療(FUS)」は、
保険適用外になりますので、事前に確認が必要です。