子宮筋腫は、良性の腫瘍です。

 

そのため、子宮筋腫ができたからといって、
生命に関わるようなことはありません。

ですが、子宮筋腫が進行したり、状態が変化することで、
激しい痛みを感じることもあります。

 


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そこで今回は、子宮筋腫の痛みやそれを和らげる方法などについて、
まとめておきたいと思います。
 

子宮筋腫の原因と種類

 
子宮筋腫とは、子宮を形成する平滑筋という
筋肉の細胞が増殖してできます。

腫瘍ができる場所によって、
「漿膜下筋腫」「筋層内筋腫」「粘膜下筋腫」の3種類に分類されます。

 

子宮筋腫の原因はまだ解明されていませんが、初潮前の
女児には発症しないこと、閉経後に縮小する例が多いことから、
女性ホルモンの一種であるエストロゲンに関わっていると考えられています。
 

子宮筋腫で痛みを感じるとき

 
子宮筋腫が進行すると、痛みを感じることが増えます。


女性の多くが生理痛の経験があると思いますが、
子宮筋腫があると、生理前でも下腹部痛を感じることが多いです。

 

不正出血を伴うことも多く、月経前症候群(PMS)だと思っていたら、
子宮筋腫だったということもよくあります。


また、生理中や生理後も含めて、腰痛や胃痛、頭痛などが現れることがあり、
これらの痛みは生理のたびに強くなっていく傾向があります。

 

これらの痛みを継続的に感じている場合は、
婦人科で一度診察を受けることをおすすめします。


また、子宮筋腫の中でも有茎性の場合、筋腫の茎の部分がねじれたり、
茎が伸びて子宮口から膣内に下りようとするのを子宮の収縮で
押し戻そうとする際に、痛みを感じることもあります。

 

妊娠中に子宮筋腫に気がつくことも!

 
子宮筋腫が発症していることに気づかずに妊娠した場合、
経過とともに痛みが出てくることがあります。

そして、子宮筋腫が発生した場所によって、
痛みも変わるといわれています。

 


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もし、お腹に絞るような痛みや、重たくのしかかるような痛みを
感じた場合、子宮筋腫が発生したり、大きくなっている可能性があります。

これは子宮が大きくなることで、
筋腫の部分が引っ張られて起こる痛みと考えられます。

 

また、お腹にキリキリした痛み、鋭い痛みを感じたときには、
子宮筋腫が変性しているかもしれません。

変性とは、子宮筋腫が突然大きくなることで静脈がつまり、
筋腫の中で内出血を起こしたり、血流悪化に伴って
栄養不足から筋腫自体が(えし)してしまうことを指します。

 

いつもと違う痛みを感じたら、すぐに病院を受診しましょう。
 

子宮筋腫の痛みを和らげるためには

 
子宮筋腫の痛みは、症状や進行状況によって異なるので、
根本的な解決をするためには、手術を含めて治療法を検討しなければなりません。


ですが、痛みを和らげるために、自分でできることもあります。

 

それは、体を温めることです。
中でも取り入れている女性が多い方法に、「中村式温熱療法」があります。

これは、子宮筋腫の背景には血行不良にある冷えがあり、
それを解消することで症状の軽減を狙うというものです。

 

これは、ホットパックという医療機器を使って下腹部やその裏側を
温めるという方法で、自宅で手軽にできることから、人気が高いようです。


とはいえ、下腹部を冷やさない、あるいは温めるということなら、
毎日湯船にきちんとつかったり、寒い時には腹巻を使ったり、
カイロを用いるなど、自分でできる方法もありそうです。

 
また、子宮筋腫による腰痛に悩んでいる場合は、
痛い部分を温めるだけでなく、骨盤の歪みを解消することで、
痛みが軽減されることがあります。

 

整体に通ったり、ヨガやストレッチを行うのも効果的です。


 
それでも、日常生活に支障が起きる痛みを伴う場合は、
病院で鎮痛剤を処方してもらいながら、
根本的な治療をすることをおすすめします。