妊娠8ヶ月にあたる28週から31週にかけて、
お腹の赤ちゃんの器官は、ほとんどすべてが完成します。

まだ脂肪は少ないですが、新生児と同じような状態になるのです。

 


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妊婦健診の回数が増え、エコー検査を心待ちにするお母さんも
多いのですが、その際に胎児に異常が見つかることもあります。

今回は、妊娠後期のエコー検査の目的や、赤ちゃんの障害を
確かめるポイントなどについて、まとめておきたいと思います。

 

 

エコー検査とは何か

 

 

エコー検査とは、正式には超音波検査といい、プローブという
器具から超音波を流し、その反射を超音波断層撮影装置を
使って画像化することで、子宮やお腹の赤ちゃんの状態を確認するものです。

妊娠8ヶ月でのエコー検査は、診察台にのり、お腹に超音波を
通しやすくするゼリーを塗り、プローブを滑らせながら確認をするので、
痛みはまったくありません。

 

 

妊娠後期のエコー検査の意味

 

 

どの病院でも、妊娠28週と34週の最低2回は、
エコー検査を行うのが普通です。

特に妊娠28週でのエコー検査では、胎児の状態や羊水量を
確認するのはもちろん、お母さんが妊娠高血圧症候群や
妊娠糖尿病といった、妊娠合併症の兆候がないかどうかも、
しっかりチェックしています。

お腹の赤ちゃんは大きくなっているので、エコー検査で全身の
様子を確認することはできませんが、目鼻立ちや手足の指の状態など、
細部まではっきり映るようになります。

 

 

エコー検査で行われる胎児の形態異常の評価とは

 

 

妊娠後期に限らず、お医者さまはエコー検査で、胎児の体や
臓器の形をチェックし、病気がないかどうかを診断しています。

これは、もし病気が発見された場合、妊娠中にどんな
管理をすべきか、生まれたらすぐに治療が必要かどうかを
見極めるために、とても大事なプロセスです。


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形態異常と聞くと、すぐに障害をイメージされるお母さんも
少なくないのですが、何か異常が見つかったとしても、
それが必ず病気に直結するわけではありません。

 

例えば、エコー検査で脳室が拡大していると指摘されたり、
大きな血管の走行異常が見つかっても、
生活に影響することはほとんどないといいます。

同様に、エコー検査で異常が発見されなかったからといって、
必ず健常児が生まれる保証もありません。

 

それは、形態異常が伴わない染色体異常症や、
エコー検査では見つけにくい構造異常があるからです。

そうした現実も、心に留めておいてください。

 

ダウン症と診断するポイントとは

 

妊娠8ヶ月でのエコー検査で、お腹の赤ちゃんが
ダウン症であると診断されることがあります。

これは、ダウン症の胎児には、共通する特徴があるからです。

 

エコー検査で確認できるダウン症の特徴とは、首の後ろの
むくみが大きいこと、鼻骨に異常が見られること、
心臓の形あるいは動きに異常があること、
指が短めなことなどがあげられます。

 

また、最近では3Dや4Dの装置を使ってエコー検査を
受けるお母さんも多く、その際にダウン症特有の
顔つきに気づくケースも増えているようです。

 

ですが、エコー検査で確定診断ができるわけではありません。

ダウン症であるかどうかは、最終的には羊水検査をしたり、
健康保険適用外の新型出生前診断で判断することになります。

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エコー検査で胎児の異常が見つかったときには

 

 

妊娠8ヶ月で胎児の異常が見つかった場合、お腹にいるうちに
赤ちゃんの治療を始めるべきなのか、出産後で大丈夫なのかを
お医者さまに確かめる必要があります。
胎児の状態によっては、自然分娩ではなく帝王切開を選択したり、
出産後の治療に備えて、転院を勧められることもあります。

 

大きな決断を迫られることもありますので、自分一人で抱え込まずに、
家族で話し合って対処していきましょう。