流産は、全妊婦さんのうち、
10~15%のひとが経験するといわれています。

そのほとんどが、妊娠12週目までに起こりますが、
妊娠中期で起こることもあります。

 

今回は、妊娠5ヶ月での流産と、
自覚症状や兆候について、まとめておきたいと思います。


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後期流産の原因は何か


 
妊娠12週から22週の間に流産することを後期流産といい、
妊娠5ヶ月はこの時期に含まれます。

妊娠12週までの流産の原因は、胎児の染色体異常で
あることが多いのですが、妊娠中期の流産は、
母体に問題があるケースが少なくありません。


 
子宮筋腫が流産を引き起こしたり、もともと子宮奇形で
胎児の発育が妨げられたり、子宮頸管無力症のため、
胎児が流れ出てしまうことなどが、原因といわれています。

このほかにも、絨毛膜羊膜炎や過度なストレスと
運動が原因で、流産することもあります。



 

後期流産の兆候


 
妊娠5ヶ月での流産の兆候には、以下のようなものがあります。

まず、出血があることです。

妊娠中期に入った5ヶ月には、妊娠初期のような体調の
不安定さによる出血はないのが普通です。


 

出血があったら、すぐに病院に行きましょう。

そのほかにも、規則的にお腹に張りを感じる、
お腹が痛いことも、流産の兆候です。

 

また、おりものが多くなったり、かゆみがある場合は、
子宮内で細菌が増殖している可能性があります。

場合によっては、流産を引き起こすので、軽視してはいけません。

 

自覚症状のない流産もある


 
妊娠5ヶ月でも、自覚症状のない流産があります。
それは、稽留流産です。


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胎嚢や心音が確認された後で、
子宮内で赤ちゃんの成長が止まってしまうのです。

稽留流産には、お腹の痛みや出血などの自覚症状がありません。

 

そのため、妊婦健診でお医者さまに発見されることも多いのです。

胎動を感じなくなったら、稽留流産の可能性があるので、
すぐに病院で診察を受けましょう。

 

後期流産の予防法と対処法


 
子宮筋腫があることがわかっている場合、後期流産を避けるために、
腫瘍を大きくしないよう、食事に気を付けたり、漢方を服用するとよいでしょう。

また、定期的に妊婦健診を受けていれば、
子宮頸管無力症などは早期発見が可能です。


 

子宮口を縛る手術をすれば、妊娠を継続できますので、
流産を避ける処置は、きちんと受けておきましょう。

また、働くお母さんが増えたことで、ストレスが流産を
引き起こすケースも増加傾向にあります。


 

気持ちは妊娠前と同じでも、体はまったく異なりますので、
赤ちゃんの命を守ることを最優先に、無理しないことを徹底してください。


 

流産しないためにできることとは



 
後期流産が起こる理由の中には、妊婦であるお母さんの
行動に問題があるケースも少なくありません。

特に働く妊婦さんの場合、つわりで思うように働けなかった分を
取り返そうとしたり、産休前に仕事を前倒してしまおうと考え、
安定期に入った途端、無理をしてしまうひともいるようです。

 

また、つわりが治まり、増進した食欲に引きずられるまま
暴飲暴食を重ねることも、体に大きな負担をかけます。
妊娠しているということは、赤ちゃんの命を預かっている状態です。

お腹の赤ちゃんに十分に栄養や酸素が行き届くようにするためにも、
冷えないようにするのが大事です。


 
また、膣内や子宮内に菌が侵入すると、子宮内で炎症を起こし、
流産を引き起こす可能性があります。

妊娠中は新陳代謝が活発になるので汗をかきやすく、
免疫力は下がっています。


 

健康なときには気にならない常在菌でも、
感染を引き起こすリスクを抱えるのです。

だからこそ、常に体を清潔に保つことを心がけてください。


 

生活習慣の見直しと早目の診断があれば、
流産を防ぐことは可能です。

いつもと違うことがあったら、すぐに病院で診察を受けてください。