生理予定日前後に、月経のような出血があったにも関わらず、
いつもより量が少ないと感じる女性がいます。

 

その場合、妊娠している可能性があるので、検査が必要です。

妊娠が陽性だった場合、
それは着床出血である可能性が高いです。


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これは、受精卵が子宮内膜に着床するときにみられることがある、
少量の出血のことをいい、それほど心配はいりません。


 
ですが、生理予定日の出血は、実は初期の流産で
あったというケースも少なくないのです。

そこで今回は、着床出血や流産を含めた、妊娠初期に
生理と間違えやすい出血について、お話ししたいと思います。

 
卵管で卵子と精子が受精し、受精卵になると、
卵管から子宮内膜に運ばれ、そこで着床します。


受精卵は絨毛に包まれており、着床すると、
胎嚢の周りの妊娠組織が子宮内の粘膜を
壊して入り込んでいきます。

 

これが子宮壁を傷つけることがあり、出血するのです。

そこで起こった出血のほとんどは、子宮内で吸収されます。

ですが、うまくいかないときに子宮内に溜まったり、
外に流れることがあり、出血として排出されるのです。

 

着床出血には軽い痛みや出血を伴うことがあり、
生理と勘違いされるがちなのです。

着床出血があるかどうかには個人差があり、
まったく気づかない人も、微量の出血が起こらない人もいます。

 
生理の始まり方が人それぞれなように、
着床出血の色や量にも個人差があります。

薄い血が2~3日続いておさまってしまう人もいれば、
経血とは違って茶色っぽいおりものが出る人、
鮮血が出る人もいます。



 
生理不順な女性は特に、それを生理だと勘違いして、
妊娠週数が進んでから気づくケースも少なくありません。


着床出血が起こるのは、生理予定日の1週間前から
生理予定日が目安ですので、その間にいつもの
生理とは違う出血があった場合は、
妊娠検査をしてみることをおすすめします。

 


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そして、着床出血は、受精卵をしっかり育てていくために、
子宮内で起こる生理現象なので、
心配はいらないことも覚えておきましょう。

基礎体温表をつけていれば、出血があるのに、
高温期が2週間以上続いていることで、
着床出血である可能性が高いことがわかります。


 

妊娠を希望しているなら、基礎体温表をつけることを
習慣にしておくと、より安心しやすいかもしれません。

 
そして、生理に似た出血の中には、
初期流産のケースもあります。

生理予定日を過ぎて、ダラダラと少量の出血が続いている場合、
生理ではなく流産である可能性があります。

 

初期の流産は、生理痛に似た腹痛や腰痛があるので、
気づかない女性も少なくありません。

流産と聞くと、痛みや大量の出血を伴うものとイメージする
女性が多いのですが、胎児の染色体異常などが原因で
自然流産が起こる場合、痛みや自覚症状がないまま、
不正出血して流産に気づく女性もたくさんいます。

 

そして、自然流産であっても、赤ちゃんを含めた子宮の
内容物すべてが、自然にすべて排出される
完全流産ばかりではありません。

子宮内に一部が残ってしまう不全流産の場合、
処置のために子宮内除去手術を行う必要があります。


 
この他にも、妊娠初期の出血の原因には、膣のただれ、
内診や性行為での刺激による子宮膣部びらん、
絨毛膜下血腫、子宮頸管の良性腫瘍、子宮頸管ポリープ

からの出血などがあります。


 
これは、妊娠によってホルモンバランスが変わることにより、
刺激に弱くなることが原因です。

内診してもらえば、子宮内からの出血ではないことが、
すぐに診断してもらえます。

 
いずれにせよ、素人が安易に自己診断することはリスクが
高いので、いつもの生理と経血の状態が違う、短かったり、
長かったりするという自覚症状がある場合は、すぐに病院を受診しましょう。