帝王切開での出産を経験した後、次の子どもは
普通分娩したいと思う人も多いようです。

 

母子の安全を考えて、帝王切開がベストという
ケースもありますが、母体の健康状態に問題なければ、
普通分娩をすることはできます。

 

予定帝王切開では未経験の陣痛に苦しむことにはなりますが、
普通分娩の方が産後の回復が早く、入院日数も少なくすみます。



スポンサードリンク




上の子どものところに一日も早く帰りたいと思うお母さんは、
普通分娩を検討してみてはいかがでしょうか。


とはいえ、帝王切開後の普通分娩は、リスクも伴います。

 

普通分娩で子宮破裂が起こる確率は0.1%程度といわれていますが、
帝王切開後の普通分娩の場合は、発症頻度が0.6%にアップします。

万が一、子宮破裂が起こると、大量出血により母体に危険が及んだり、
胎児の心拍異常や重篤な後遺症になることもあります。


 

子宮破裂になるかどうかを予測するのは難しいので、
リスクを理解した上で、チャレンジしなければなりません。

また、どの病院でも、帝王切開後の普通分娩を
受け入れてくれるわけではありません。

出産にまつわる医療訴訟が増えていることがあり、
拒否するお医者さまもいます。

 

また、帝王切開した経験が1回しかないこと、帝王切開後の
回復が順調だったこと、多胎妊娠ではないこと、
胎児に問題がないこと、妊娠合併症がないこと、


妊娠41週までに陣痛が起こること、リスクを患者本人と
その家族が納得していることなど、様々な条件がつくことになります。

 

家族ともよく話し合った上、チャレンジするかどうかを決断してください。
それと、帝王切開後の悩みの一つ、足のむくみがあります。

普通分娩より、帝王切開での出産の方が、足がむくむ人が多いのです。

 

これは、開腹手術後に安静しなければならないため、
寝ている時間が長くなり、老廃物が下半身に
溜まりやすくなることで起こります。

そもそも人間の体は、血液が酸素や栄養分を全身に届け、
リンパ液が老廃物を回収します。


 

血液は心臓が送り出しますが、リンパ液は上半身と下半身の
筋肉の働きによるので、寝たきりでふくらはぎの筋肉を
使わないでいると、老廃物の回収が滞ってしまうのです。



スポンサードリンク



産後すぐは運動できませんので、入院中は階段を
ゆっくり上り下りしたり、湯船にはつかれなくても足湯をして、
その際に足首を左右5回ずつ回してみましょう。

それだけでも、ふくらはぎの筋肉を刺激することができます。

また、眠る時に足枕をして、心臓より高くするのもおすすめです。

 

むくみ解消のために、自分でマッサージする人もいるようですが、
正しい方法で行わないと、リンパ管を痛めてしまうので、
おすすめできません。

 

そこで試してほしいのが、ふくらはぎの筋肉を動かすストレッチです。

まず、つま先立ちをして、その状態を10秒キープします。

その後、ゆっくりと踵を下ろします。これを1日10セット行うのです。

 

ふくらはぎを意識して行うと、むくみがとれやすくなります。
また、むくみを解消するためには、食べ物にも注意が必要です。


食べ物も飲み物も、冷たいよりは温かいものを選ぶようにしましょう。

 

体が温まれば、血行がよくなりなります。

そして、塩分を減らすことは、
リンパ液の流れをよくすることにつながります。

 

さらに、むくいによいとされる、ひじきやわかめといった海藻類、
いも類や大豆食品
を意識して食べるのもおすすめです。
そしてもう一つ、母乳をたくさん出すことも、むくみ防止につながります。

母乳で体内の水分が出ていけば、その分代謝がよくなるのです。

 

産後、起き上がれるようになったら、できるだけ早く母乳を
あげるようにする、病院内で歩く機会を増やすことを、実践してみてください。