帝王切開の手術後、一定の時間が経過して、
問題がないことが確認できると、
傷の癒着を避けるため、歩くようにいわれます。

ですが、皮膚と筋肉を切開しているため、仰向けに寝ていると、
その状態から腹筋を使って体を起こすのが、とても辛いのです。


 


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かといって、ずっと横向きに寝ているわけにもいかないのですが、
自分が寝やすいだけでなく、体を起こしやすい方法を
見つけることが大事です。


入院中であれば、電動ベッドが多いので、仰向けに寝ていても、
体を起こすのはそれほど大変ではありません。

 

ですが、傷の痛みが続いている時期なので、
無理しないようにしましょう。


また、妊娠中に抱き枕を使っていたのなら、傷の痛みがあるうちは、
それを使って横向きに寝るという方法もあります。

 
帝王切開の手術を受ける時は麻酔薬を使うので、
全日から絶飲食になるのが普通です。

そして、術後ガスが出たかどうかを、何度も確認されます。

 

これは、手術中に腸に異常を引き起こしていないことを、
確認するための手段だからです。

手術当日に出る人もいれば、6日間ガスが出なかったという人もいます。

 

ガスが出るまでは、普通食に切り替えてもらえないので、
ガスが出やすいように体の向きを変えてみましょう。

 
また、帝王切開で気になることの一つに、排便があります。

手術前は禁飲食ですし、ガスが出るまで流動食ですから、
腸の動きも鈍く、便が出にくくなるのは仕方がありません。

 

中には、手術後4~5日でない人もいます。


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さらに帝王切開では腹筋にメスを入れるので、力むことで
傷口の痛みを感じるのが嫌で、便秘になってしまう人が多いのです。

入院中なら、母乳に影響しない便秘薬を処方してくれるので、
お医者さまに相談してみましょう。そして出産後は、
母乳をつくるために水分が不足しがちです。

 

母体に必要な水分がとれていないことで、便が硬くなったり、
すべりが悪くなると、ますます排便しにくくなってしまいます。

排便しやすくするためには、まず意識して一日最低2リットルは
水分を摂ること、水分を多く含んだ野菜を食べることを意識してください。


 

和食は高タンパク、低カロリー、食物繊維が多く、母乳を出すために
最適な食事といわれていますが、実は腸内環境の改善にも効果があり、
便秘にもよいのです。

和食にヨーグルトやキムチなどの発酵食品やオリゴ糖を加えることで、
腸内の善玉菌を増やすと、便通がよくなるはずです。


 

それと、出ても出なくても、同じ時間にトイレに入るのがおすすめです。

便通のリズムをつくっておくと、便秘が解消しやすくなります。
便秘解消にも、シェイプアップにも、産後の運動は効果的なのですが、
いつごろから始めたらよいのでしょうか。

 

帝王切開の場合、術後8時間を経過し、回復に問題がないと判断されると、
傷が癒着しないように、歩くことようにいわれます。

傷の痛みが我慢できる程度であれば、入院中に産褥体操を
行うのは問題ありません。

 

助産師さんから指導があると思いますので、
無理のない範囲で行ってみましょう。

ですが、腹筋を切開しているので、本格的な運動を始めるのは、
産後3カ月を過ぎてからの方が無難です。

 

まずは、エクササイズやストレッチから始め、筋肉トレーニング、
ウォーキングと、段階的に運動量を増やしていきましょう。


傷の痛みを感じなくなり、体力の回復が実感できたら、
好きなスポーツを短時間楽しむことから始め、
体調を崩すことがないと確認してください。

 
術後1年を経過すれば、妊娠前のように運動が
できるようになるはずです。

とはいえ、授乳や育児で疲れていますので、独身時代と
同じというわけにはいかないことを、自覚しておくことも忘れないでください。