妊娠初期に出血を経験した女性は、
妊婦全体の2割とも3割とも言われています。

生理が遅れていると思ったら出血があり、
その後止まってしまうこともあります。

 


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それは、妊娠によってホルモンバランスが
変化したことによる可能性が高いです。

妊娠初期の出血は、正常なものと、
異常で対処が必要なものの2種類があります。

 

ここでは、特に安定期前の妊娠6週・7週・8週
出血について、取り上げたいと思います。
まず、妊娠初期の出血について、まとめておきましょう。

妊娠初期の正常な出血には、「着床出血」があります。

 

「着床出血」とは、卵管で受精した受精卵が子宮に着床する際に、
子宮内膜を溶かして血管を破壊することが原因で起こります。


この他にも、胎児の成長と共に子宮が引っ張られ、
剥がれてしまうことで出血する「絨毛膜下血腫」という出血があります。

 

これは、長くても妊娠5カ月には治まるので、心配はいりません。


生理のような色あるいはピンク色の場合は、それほど心配ないでしょう。

 

ただし、微量な出血でも2~3日、ダラダラと続くようなら、
診察を受けることをおすすめします。

 
妊娠6週目になると、超音波検査で胎児の姿が確認できるようになり、
出産予定日を知らされる人が多くなります。

ですが、全妊婦さんのうち、約1割は流産しているのが現実です。

 

流産のうちの約5割は、妊娠1~2カ月の間で起こります。

また、切迫早産という、流産になりかけの状態で出血することがあります。

 

出血が鮮血の場合は、特に注意が必要です。

切迫流産なら、すぐに病院で治療を受ければ、
無事に出産できる確率があがります。

 

痛みが激しかったり、お腹が張っていたり、出血が多めの場合は、
切迫早産である可能性が高いので、我慢せず、病院に向かいましょう。

妊娠7週目の出血も、6週目と同様に、切迫早産や流産の可能性が高いです。


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妊娠初期に多い「早期流産」の原因は、妊婦さんが長時間労働したり、
激しいスポーツをしたのではない限り、胎児に異常があることがほとんどです。

妊娠4週目頃から、胎児は人間として器官の形成を始めますが、
それに耐えられない染色体異常があると、自然流産してしまいます。

 

胎児が染色体異常や遺伝子異常を持っていた場合、
流産を防ぐことはできません。

母体のせいではないので、自分を責める必要はないのです。

 
妊娠8週目も、妊娠初期であることに変わりはありませんから、
出血やお腹の痛みには注意が必要です。

 

少量の出血と軽い下腹部痛がある、お腹がギュッと絞られるような
痛みと出血がある場合は、すぐに病院に問い合わせ、その指示に従いましょう。

ただし、ほとんどの流産は多量の出血と下腹部痛を伴います。

 

場合によっては、血のかたまりが混ざることもあります。

血のかたまりが診られた時には、進行流産の可能性が高いので、
すぐに病院に連絡しましょう。

 

また、受精卵が着床した後に、体盤をつくるためにできる
絨毛組織が異常に増殖し、胞状奇胎が子宮全体に広がることで、
流産することもあります。

この場合は、流産が始まる前から出血があったり、
妊娠週数よりもお腹が大きくなるスピードが早かったり、
嘔吐や血圧の上昇という症状を伴うことが多いです。

 

17才以下、あるいは35歳以上の妊婦さんは、
このような症状を感じたら、すぐにお医者さまに相談しましょう。


 
妊娠6~8週という妊娠初期は、正常・異常に関わらず
、さまざまな原因で出血がおこりやすくなります。

軽い腹痛や微量な出血は、体の変化によるものなので、
必要以上に心配することはありません。

 

ですが、激しい痛みや多量の出血は、
異常な事態が起こっているサインであることがほとんどです。


初めての妊娠の場合は、用心するにこしたことはありません。

 

主治医に何でも相談して、無事に安定期を迎えられるように、
心身共に無理のない生活を心がけましょう。