帝王切開で出産をすると、産院から2人目以降の
家族計画について様々な指導があるようです。

「次の妊娠は最低でも1~2年はあけてください」
「1年は妊娠を控えた方が望ましい」

 


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「二人目以降も帝王切開での出産になる」
「経過をみて次回の出産は自然分娩も可能と言われた」など。

さまざまな情報が飛び交う中、2人目またはそれより多くの
子供が欲しい場合、どういう計画を立てたらよいのかを考えました。
 

■妊娠・出産後は、経膣分娩・帝王切開ともに子宮の回復期間が必要

 

帝王切開に限らず経膣分娩の場合も妊娠・出産後は子宮の
回復期間を十分に取ることが必要です。

しかし子宮の回復には個人差があり、生理がまだきていない状態でも
排卵が始まっている場合があります。

 

また帝王切開の場合は、おなかと子宮を切開して傷がでているため、
子宮の壁が薄くなっているのです。

子宮の壁が薄い=まだ母体の準備が整っていない状態で妊娠すると、
出産時に子宮破裂を起こすリスクが高まります。

 

そのため、次の妊娠に耐えられるよう子宮が回復するのを待つため、
お医者さんから「最低1年は妊娠を控えるように」と言われることが多いのです。

あえてリスクの高い時期に妊娠することがないよう、
性交する場合は望まない時期に妊娠することを避けるために、
しっかり避妊をすることが大切です。

 

予期せずすぐ妊娠してしまったことで、妊娠期間中ずっと不安や
悩みを抱える方も少なくありません。

特に、帝王切開後の中絶手術は子宮の傷を痛める
危険性が高いといわれているので注意が必要です。
 

■2人目も帝王切開で出産した場合、痛みは同じ?

 

最初の子を帝王切開で出産した場合2人目も必ず
帝王切開で出産しなければならない、ということはありません。

2人目の分娩方法は、前回の帝王切開の経緯や術後の
経過を元に決められます。

 

期間をあけて2人目を自然分娩で産んだという人もいますが、
子宮の状態、骨盤の状態などそれぞれの妊娠によって
状況が違うので、必ずできる、とも言い切れません。

次回の出産方法に経膣分娩を希望する場合は、
遠慮せずお医者さんに相談してみましょう。

 

しかし1人目が帝王切開だった場合、多くの人は2人目も
帝王切開で出産することが多いようです。


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2人目の帝王切開出産を経験したママたちからは
「術後の後陣痛(子宮収縮の痛み)が1回目よりも痛かった」
という声が多数寄せられています。

 

しかし、人によっては「後陣痛(子宮収縮の痛み)は2人目の方が
つらかったけど、傷口の痛みは1人目の方が痛かった」など、
様々な感想があるのも事実です。

 

また産院によっては、「帝王切開で出産する人数は4人まで」
など決められている場合もあるそうなので、さらに何人も
子供を持とうと考えている場合は、病院によく相談してみましょう。

帝王切開にしても経膣分娩にしても、多くの痛みを伴う出産という一大事。

 

でもどちらも「ようやく元気な赤ちゃんに会える日が来たね」
という晴れやかな気持ちで、痛みを受けとめられるといいですね。

 

■帝王切開で2人目を出産する際のリスク「子宮破裂」とはどんな症状?

 

帝王切開の手術後は、切開による瘢痕(はんこん)のために
子宮に弱い部分がある状態です。

そのため、陣痛が強くなった時に、突然強い腹痛が生じ、
陣痛がこなくなります。

 

母体は不穏状態になり、ショック症状を示します。

これが子宮破裂の状態です。この症状の多くは分娩時に起こり、
突発的で大量の腹腔内出血と腟からの出血を伴います。

 

これは母子ともに救急疾患であり、迅速な診断と適切な治療、
とくに輸血を中心とする母体の全身管理と緊急手術が必要になります。

全妊娠の0.1%程度と割合は比較的低いですが、
帝王切開をした人はその分リスクが高まりますので注意が必要です。