妊娠超初期症状の一つに「着床出血」というものがあります。

着床出血はすべての人に起こる症状ではなく、
ある人もいればない人もいるものです。

 

実際に着床出血があるのは、全ての妊婦さんの10人に
1~2人くらいの割合だそう。


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しかも着床出血は、出血の量自体が少量であるケースが多いので、
気付かない人も多いのかもしれません。

 

しかしいずれにしても妊娠初期の出血は、妊婦さんにとって
心配の種であることに変わりありません。

出血の時期や症状などは、詳しく知っておきたいポイントですよね。
 

■着床出血があるのはいつごろ?生理の出血とどう違う?

 

一般的に生理は28日周期だと言われており、排卵日は
前回の生理から2週間後の14日目。

着床はその約1週間後ですから
「着床出血は前回の生理から数えて21日目以降に起きる」と言えます。

 

これはつまり、生理予定日の1週間前~生理予定日の間に
出血がある、ということ。

この時期にいつもの生理よりも少量の出血があったら、
着床出血の可能性を疑いましょう。

 

しかし、出血の量や色には個人差が大きいものです。

ごく少量の人、生理の終わりかけのような出血だったという人、
おりもののようなうすいピンクの出血だったという人、など様々です。

 

また出血する期間も1日だけの人もいれば1週間続くという人も
いるので「これって本当に着床出血?」と悩んでしまうかもしれません。
 

■着床出血後に妊娠検査薬を使ったら、反応は出るもの?

 

そこで、受精卵が本当に着床したか、つまり妊娠したかを確かめるため、
市販の妊娠検査薬を使ってみる、という人も多いと思います。

まず、着床出血があるとhCGホルモンの分泌が盛んになります。

 

このホルモンは、妊娠した場合にのみ分泌される特別なもので、
黄体ホルモンの分泌を促し、妊娠を維持していこうとする働きがあります。


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一般に市販されている妊娠検査薬はこのhCGホルモンに反応しますので、
着床出血した後であれば、陽性反応が出る可能性が高まります。

 
ただこの時期は、検査薬で検出できる基準値に達するほど
hCGホルモンが分泌されていないことも多いので、
出血直後では陽性反応が出ないことも。

「最初は反応が出なかったのだけど、出血から1週間ぐらい
経ってからもういちど検査薬を使ったら陽性だった」

 

そんな実例もありますので、1週間ほど様子を見てから
再テストするのもおすすめです。
 

■胚盤胞移植でも、着床出血することはある?

 

不妊治療の一種に「胚盤胞移植(はいばんほういしょく)」
というものがあります。

今までの不妊治療においては体外受精の際、採卵を終えて
受精した胚(卵)を2日目(4細胞期胚)に子宮内に戻していました。

 

しかしこの胚盤胞移植では、受精卵を5日目まで体外で培養し続け、
さらに分割が進んだ状態の胚(胚盤胞)を子宮内に戻します。

 

これまでの技術では胚盤胞を5日目まで体外で培養すること
自体が難しく、途中で細胞分割がストップしてしまうことが
多かったのですが、培養技術の向上に伴い、5日目まで
分割が進んだ状態の胚(胚盤胞)を子宮に戻すという術式が可能になりました。

 

この術式の方が、2日目の状態では区別がつかなかった
胚の良し悪しの判断がつきやすいため、より良好な状態の
胚を選択して移植できるというメリットがあります。

 

そのため着床の可能性、妊娠の確率がぐんと
高くなるということから、注目を集めています。

この胚盤胞移植の場合でも、胚が着床し妊娠が確定した後に、
妊娠初期症状が出る場合があります。

 

代表的な症状としては、胸の張りや下腹部の痛み、だるさ、
眠気といった、通常の生理前と似たような症状に加え、
着床出血する人も。ただ先の述べたとおり、

 

着床出血する人の割合自体が低いので、出血があった場合、
生理がきてしまったのか着床出血なのか、個人の判断では
難しいところでもあります。

 

不妊治療をしている人は、出血の時期や症状などを、
かかりつけの先生によく相談してみるのがおすすめです。