妊娠後期(28~40週)に入ると、赤ちゃんの発育に伴い
子宮自体の大きさがぐんと大きくなります。

見た目にもお腹がせり出してくるので「もうすぐ赤ちゃんに会えるね」と
期待も膨らんでくることでしょう。
 


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しかし日一日と大きくなるお腹を抱えていると、何か少しの
家事をするだけで動悸や息切れがしてしまうような、
体力的に大変な時期であるのも事実。

そこで今回は、妊娠後期の妊婦さんの
体調と過ごし方についてご紹介しようと思います。

 

■びっくりするほど激しい胎動が!赤ちゃんの足の形がわかるほど

 

妊娠8カ月くらいになると、赤ちゃんの胎動はますます激しくなります。

不意に強い胎動があり、痛みを感じる人もいるほどです。

 

胎動を感じ自分のお腹を見たら「足の形がしっかりと見えた」
など赤ちゃんが元気に育っていることを実感できるも嬉しいポイントですね。

妊娠9カ月に入ると赤ちゃんの身長は43cmほどに大きくなり、
羊水の中でくるくると回りにくくなってきます。

 

そして赤ちゃんは徐々に生まれる準備をするため、
頭が下に下がってくるので胎動は少なくなってきます。

10カ月になると子宮が徐々に下がってくるため胎動を
感じることも少なくなりますが、赤ちゃんが動いていることは
しっかりと確認することができます。
 

■こんなにお腹の張りがあって大丈夫?張る原因ってなに?

 

妊娠中、ほとんどの妊婦さんが経験する「お腹の張り」。

妊娠後期には子宮が大きくなり子宮の筋肉が緊張しやすくなるため、
今までよりもより頻繁にお腹が張るようになるのが一般的です。

 

お腹が張るタイミングは人それぞれ異なりますが、動き過ぎや
冷えを感じた時、精神的なストレスを感じる時にも張りやすくなります。

いずれも30分以内に張りが治まるときは、通常の張りと考えていいでしょう。

 

■お腹の張りから考えられるトラブルは?病院にはすぐ行くべき?

 

お腹の張りが30分以上にわたって続く場合や、痛み・出血を
伴う張りの場合、早めに病院に相談するのがおすすめです。

まずかかりつけの病院に電話で相談し、先生や助産師さんの
指示に従ってください。
 


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症状によっては切迫流産や早産の兆候であったり、
また常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)といって、
胎盤が剥がれていまい、母子ともに危険な状態になることも考えられます。
 
病院へ行くと、NST検査(ノンストレステスト)や超音波検査で、
お腹の張りの状態や胎児の心拍を確認してくれます。

また、内診で子宮口の開き具合や子宮頸管の長さなどを
チェックしてくれるので、心配な場合は必ず受診しましょう。

 

■なんだかすぐ動悸がする。息苦しく感じることも多い…これって普通?

 

お腹の中で赤ちゃんが大きくなってくると、妊婦さんの
血流量はどんどん増加します。

そのため、たくさんの血液を体中に送り出すために
心臓の負担が増加し、頻繁に動悸を感じるようになるのです。

 

また子宮が大きくなるにつれ横隔膜が押し上げられてくると、
肺を圧迫するので息苦しさを感じる原因にもなります。

いずれも妊娠後期にはよく見られる症状ですので、
あまり無理をせず、時間に余裕を持ってゆったり
過ごせるよう心がけられるといいですね。
 

■お腹が大きくて、息苦しくて眠れない!どうしたらいい?

 

就寝時は仰向けだと息苦しさをより感じるようになるので、
体をなるべく横にして、上の脚をクッションの上に曲げて
乗せ休む「シムスの体位」など、自分が楽に過ごせる体勢を試してみましょう。
 
またクッションや枕などを使って上半身を少しだけ高くしたり、
真横を向くのではなくほんの少しだけうつ伏せ気味の体勢に
するなど、様々な姿勢を試してみるのがおすすめです。

 

その日の体調や体のむくみ具合などによっても自分が楽に
過ごせる体勢が異なりますので、日によっていろいろ試してみましょう。