■デュファストンは妊娠初期の出血で処方される?

デュファストンとは黄体ホルモン(プロゲステロン)製剤で、
排卵後に服用することによって黄体ホルモンを補充して
子宮内膜を厚くして剥がれにくくしたり、

高温期を維持するなと妊娠しやすい体の環境をサポートする薬として、
不妊治療でよく服用される薬として有名です。


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しかしデュファストンの効力は不妊症の方にだけではなく、
月経周期が乱れている生理不順の方などにも有効です。

他には流産や早産の防止のためにも処方されることがあります。

妊娠初期には様々な症状が現れることがあります。

体のだるさや熱っぽさ、下腹部痛があったり中には出血する方もいるでしょう。
出血も全てが危険なものというわけではなく、
古い血が排出されていただけだったり着床出血だったりと原因はたくさんあります。

しかし赤ちゃんが流産しかかっている(切迫流産)ということもあります。

まだまだ小さい赤ちゃんが出血によって一緒に体外に出されてしまう恐れがあります。
それを防ぐためにデュファストンを処方されることがあります。

「不妊治療の薬を流産止めに使うの?」と思う方もいるでしょうが、
黄体ホルモンの量を更に補充して子宮内膜をより厚くして赤ちゃんが
子宮に留まることをサポートするのがデュファストンです。

しかしデュファストンも完全無欠というわけではなく、
服用したからといって必ず流産や早産を免れるわけではありません。

妊娠初期の流産の原因は染色体異常などで
胎児側に原因があることがほとんどです。

そういった自然淘汰の対象となる生命力のない受精卵は
デュファストンをもってしても流産を食い止めるのが難しいでしょう。

もともと子宮内膜の厚みが不十分なのに運よく着床し妊娠成立したが、
出血して切迫流産となった方などはデュファストンの効力を
比較的有効に受けとることができるでしょう。


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■デュファストンとクロミッドの併用

クロミッドとデュファストンは不妊治療でよく使われる薬で
併用して処方されることが多々あります。

それぞれ妊娠しやすい体作りのために大切な働きがあり、
活躍するタイミングがそれそれ違います。

クロミッドは排卵誘発剤で生理開始日の5日後くらいをスタートとし、
およそ5日から一週間、1日1~3錠のクロミッドを服用します。

こうして服用することによって卵巣の働きに
呼び掛けて卵胞を充分に成長させます。

そして排卵日が近くなると医師がエコーで卵胞の成長具合を
チェックして、排卵するタイミングを予測します。

デュファストンは、排卵後に飲むことによって黄体ホルモン
(プロゲステロン)を注入して、高温期を継続させたり子宮内膜を分厚くし、
着床しやすくする働きがあります。

排卵前にクロミッド、
排卵後にデュファストンを服用するというのがだいたいの流れです。

クロミッドによって、良質な卵子を作り、排卵期にタイミング取った後に
デュファストンで妊娠しやすい(着床しやすい)環境を作ることによってより
妊娠の可能性を上げることが出来ます。

参照:胚盤胞移植後の症状なしでも陽性反応は出る?

参照:妊娠6ヶ月の体重目安!増え過ぎの場合に減らすには?

参照:妊活ブログ

更に妊娠の確率を上げたいという方は、
排卵期にhCG注射をして排卵をより確実にするといいでしょう。

hCG注射をすると、注射から36時間以内に成熟した卵子が排卵されます。
それによって確実にタイミングをとるタイミングがわかり、受精の確率をあげます。

しかしクロミッドやhCG注射にも副作用があり、クロミッドを長期的に
服用すると子宮内膜が薄くなったり、ごく稀に卵巣過剰刺激症候群
(OHSS)か起きることがあります。

併用すれば心強いものですが、
ちゃんと副作用も頭にいれておいてから服用するようにしましょう。