乳がんの初期症状



しこり



乳がんの初期には、しこりがあります。

約90%以上が痛みを伴わないしこりで、硬い場合が多いですが、
やわらかい場合もあります。

しこりを押しても痛みはほとんどありません。


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しこりが悪性の場合は、境界が分かりづらく、
指で押してもしこりが逃げないことが特徴的です。


乳がんは5mm~1cmぐらいの大きさになると、
注意深く触ると自分でわかるしこりになります。

しかし、しこりのすべてが乳がんであるというわけではありません。
乳房のしこりに気づいたら専門医にみてもらうことが大切です。


感触としては、こんにゃくの下に豆を置いて触ったような感触に似ています。

ですが、しこりを伴う病気や症状は乳癌だけではありません。

乳腺の中に分泌物や母乳が溜まったことで発生するしこりもあるので、
しこりが発生したら絶対に乳癌だというわけではないのです。



良性のしこりと悪性のしこりの見分け方

・良性は消しゴムのような硬さ、悪性は石のような硬さ。  
・良性は境界がはっきりしていてくりくりした感じで、悪性は境界があいまいである。  
・良性は指で押すと逃げるが、悪性は指で押しても動かない。


血性の分泌物



乳頭を絞ると乳管内にできたがんにより、
血性の分泌物が乳頭から出てくることがあります。



乳腺のひきつれ



手を挙げた時に、乳腺にひきつれる感じを自覚したら、
それは大切なサインです。


微熱



微熱がある、倦怠感がある、疲れやすいなど体調不良があります。

このような症状は風邪や疲れなどと変わらないので
つい見過ごしてしまいがちです。


微熱を伴う体調不良が2週間以上続く場合や短期間の間に
体重減少がある場合には、乳がんが疑われます。


乳房の痛み



乳がんは、片側の乳房だけが、チクチクと痛む、
奥のほうに刺すような痛みが1週間続くなどがあります。



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がん細胞が浸潤を始めたころに痛みをともなうみたいです。


乳房の痛みは、乳腺炎などの良性疾患によるものであることがほとんどですが、
中には乳がんのサインである場合もありますし、また帯状疱疹の可能性もあります。

「これが乳がんの痛み」というものは、まだ確定されていませんが、
気になる痛みがあれば念のために受診しましょう。


乳がんに自覚症状はない?



触ってもしこりが確認できない初期の段階では、
ほとんど自覚症状はありません。

しこりが大きくなれば乳房に張りを感じることもありますが、
生理の影響だと思って見過ごしてしまうことが多いです。


「痛くない」「初期症状がない」という特徴があるので、
自覚症状がないまま進行していきます。



乳がんは早期発見が大事です。



乳がんの早期発見は、一般的にはしこりの大きさが
2cm以下でリンパ節やその他の部位へ転移がない状態をいいます。


早期の状態で乳癌を発見できれば9割以上は治ります。


乳がんの早期発見には定期検診



乳がんを早期発見する為には、医師による視診や触診で、
乳房の状態やしこりの硬さや大きさ、えくぼの有無などを確認します。

機械で検査しなくても、状態をチェックしてある程度の推測はできます。


その後は、乳腺専用のX線検査である「マンモグラフィ(乳房撮影法)検査」
や超音波(エコー)検査で、腫瘍の位置や大きさ、数などを調べます。

30歳代までの女性は乳腺が発達しており、マンモグラフィでは
乳房全体の画像が白く写り、乳がんを発見しにくいことがあります。


そのため、30歳代以下では超音波検査がより有効な検査となります。


乳がんの確定診断は、病変の一部を採取してがんかどうかを顕微鏡で調べる
「細胞診」や「組織診」で行われ、ここで良性か悪性(がん)かの鑑別をします。

その後、腫瘍の広がりや正確な位置、正確な数などを調べるために、
「CT」や「MRI」を活用した検査を行います。