妊娠9ヶ月ともなると、お腹の赤ちゃんの成長に伴って
子宮も大きくなり、腰痛や恥骨痛、下腹部痛など、
これまでに感じたことのない痛みを感じるようになります。


そこで今回は、妊娠後期に表れやすい痛みとその
対処法について、まとめておきたいと思います。
 

妊娠9ヶ月のお母さんの身体

 
妊娠32週から35週にあたる妊娠9ヶ月になると、
お腹の赤ちゃんの体重が急激に増えます。


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そのため、お母さんの子宮底はみぞおちまで達し、お腹がせり出してきます。

 

赤ちゃんが子宮内で動けるスペースが少なくなることから、
胎動もお腹をグッとおされるなど、身体の一部で感じることが多くなり、
1日に何度もお腹の張りを感じるようになります。
 

妊娠9ヶ月の腰痛の原因と対処法

 
実は、妊娠初期から腰痛に悩まされるお母さんは少なくありません。


これは、出産に備えて「リラキシン」というホルモンが
分泌されるようになることが原因です。

 
「リラキシン」には、赤ちゃんが骨盤内を通しやすくするために、
子宮を支えている靭帯を緩める働きがあります。

 
この靭帯が緩むことで骨盤周辺の関節が不安定になってしまい、
周囲の筋肉に大きな負荷がかかり、骨盤を支えきれずに腰痛が起こるのです。

また、妊娠9ヶ月ともなると、お腹が相当大きくなります。


 

どうしても重心が前にかかり、お腹が前に突き出た姿勢になりがちで、
身体のバランスをとろうとすると、腰が反ってしまいます。


腰が反った状態を長く続けると、腰周辺の靭帯や関節、
筋肉にも大きな負担がかかってしまうので、腰痛が起こります。
 



こうした妊娠が原因の腰痛を改善するためには、筋肉をつけ、
腰への負担を軽くして、血流を良くするのが一番です。


安定期に入ったころから、マタニティスイミングやマタニティヨガ、
ウォーキングなどを行い、筋力アップを意識しておくと、腰痛を感じにくくなります。

 



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また、妊婦用ベルトを着用したり、重いものは持たない、ぬるめの
お風呂にゆっくりつかって腰を温めるなど、腰に負担のかからない生活を心がけましょう。


それでも改善しないときには、お医者さまに相談してください。

 

妊娠9ヶ月の恥骨痛の原因と対処法

 
妊娠9ヶ月に入ると、恥骨に突っ張った痛みを感じたり、
足の付け根に割れるような激しい痛みを感じるお母さんが増えてきます。

 
これは、赤ちゃんの頭が下がり、骨盤の中におさまることによって、
骨盤や恥骨が押し広げられることで起こります。

 
さらに、「リラキシン」の分泌量が増えることで、骨の結合部を
緩めてしまい、赤ちゃんの重みがダイレクトに骨盤にかかるようになり、
痛みが大きくなってしまうのです。

 

妊娠9ヶ月での恥骨痛は、出産の兆候なので、根本的な改善はできません。


悪化させないためにも、長時間立ちっぱなしでいる、
座りっぱなしでいるなど、同じ姿勢をとらないよう心がけてください。
下半身の血行が悪くなると、恥骨痛を悪化させてしまいます。


 

痛みを感じたら横になったり、下半身の血流をよくするために
ストレッチを行うと、症状緩和に効果があります。

参照:妊娠4ヶ月の体重増加の平均!

参照:妊娠超初期症状と生理前の下腹部痛の違いは?
 

妊娠9ヶ月の下腹部痛の原因と対処法

 
妊娠9ヶ月になると、前駆陣痛という不定期な子宮収縮が
原因のお腹の張りや痛みを感じるようになります。


これは、出産前には自然なことなので、それほど心配はいりません。



 
下腹部痛の間隔が不規則で、安静にしていればおさまるはずです。


ですが、下腹部痛が早産の前兆だったり、
早期胎盤剥離や子宮破裂などの可能性もあります。

 
下腹部痛を感じたら、間隔が規則的になっていないか、痛みが
強まってきていないか、出血や破水がないかをチェックして、いつもとは
違う兆候を感じたら、病院に連絡をしてお医者さまの指示を仰ぐようにしましょう。