病院での妊娠検査は保険適用外になるので、高額な医療費が必要です。


そのため、まず市販の妊娠検査薬を使って調べることが一般的です。


そこで今回は、妊娠検査薬とは何か、いつからなら正しく
判定できるのかについて、お話したいと思います。
 

妊娠検査薬の判定基準とは

 
市販されている妊娠検査薬には、通常のものと
早期に判定ができるものと、2種類あります。


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このどちらも、女性の尿中のhCGホルモンの濃度を感知して、
妊娠しているかいないかを判定するしくみになっています。


 

妊娠が成立すると、女性の体内では妊娠を維持するために、
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が急激に生成されるようになります。


その量は、妊娠3週で20~50mIU/mL、妊娠4週で50~200mIU/mL、
妊娠5週で200~1000mIU/mLと、日に日に増えていきます。


 

通常の妊娠検査薬であれば、尿中のhCGホルモンの濃度が50mIU/mL以上、
早期妊娠検査薬であれば20mIU/mL以上になると、陽性反応が表れます。

 

妊娠検査薬の判定が確実になるのはいつか

 
市販されている妊娠検査薬の但し書きには、生理開始予定日を
1週間経過してから使うように書かれています。


これば、生理周期が安定している女性であっても、排卵日が
ずれることはありますし、体内で分泌されるhCGの増加ペースには
個人差があるので、確実に判定できる量になる方が、
検査の精度をあげることができるからです。


 

通常の妊娠検査薬の場合、生理開始予定日を1週間過ぎてから
検査した場合の判定は、99%以上の精度といわれています。


つまり、妊娠検査薬の説明書で指示されている時期より早く検査した
場合には、正しく判定できない可能性が高いということです。

 

妊娠検査薬の正しい使い方を守る

 
市販の妊娠検査薬で陽性か陰性かを判定する場合は、
正しい方法で検査することが大前提です。


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妊娠検査薬に尿をかけ、水平なところに置き、
指定された時間を経過してから、反応を見るのが基本的な使い方です。

 
尿検査はどの時間帯でも行うことができますが、大量の水分を
摂取したことで尿が薄まってしまった場合、正しく妊娠判定することはできません。


できれば、朝一番の尿で妊娠検査をすることをおすすめします。

 

また、フライング検査をする女性も多いのですが、hCGの増加ペースには
個人差があるので、そのときは陰性でも、後で陽性に転じることがあります。


そのため、予定通りに生理がこなかったときには、
再度妊娠検査薬を使うことになります。


 

基礎体温表を併用していて、体温などで妊娠の兆候が見えている
場合は別ですが、フライング検査をするよりも、
正しく判定できる時期を待つ方がよいと思います。

参照:妊娠超初期の体温は下がる、ガタガタ?

参照:子宮頸管が短い自覚症状と原因は?

 

確定診断のために病院に行こう

 
市販の妊娠検査薬を使って陽性反応が出たからといって、
確実に妊娠しているとは限りません。


 
妊娠検査薬が99%の精度が示すのは、尿中の
hCGホルモンの濃度が50mIU/mL以上であることだけです。


また、正常な妊娠であることを判定するものでもないのです。

妊娠検査薬で陽性の場合、大半は正常な妊娠です。


ですが、子宮外妊娠や化学流産直後でも、妊娠反応が陽性を示します。


 

また、不妊治療のために使用していた排卵誘発剤の影響や、
高度の蛋白尿、糖尿、血尿が出ている、卵巣がん・絨毛がん
・肺がんなどの悪性腫瘍、若年性更年期障害の兆候として、
hCG濃度がアップすることもあります。


 
確定診断をするためにも、まず病院に行き、
血液検査や超音波検査を受けるようにしましょう。


また、妊娠検査薬で判定が陰性である場合も、生理開始予定日から
2週間以上を経過しても生理がない場合は、病院に行くことをおすすめします。
 

赤ちゃんを授かりたいと思っているなら、
自分の身体の変化に注意を払うようにしてください。